今日、5月14日の夕方、中将姫伝説の残る当麻寺で「練供養」が行われた。
極楽浄土への入り口は…
空を茜色に染めて夕陽が二上山へと落ちていく。
大和では古来より二上山への道は葬送の道そして浄土への入り口と考えられていた。この二上山を背にして建つ当麻寺の練供養式は、極楽浄土を連想させる夕刻を待って行われる。
法要の前日に娑婆堂と曼荼羅堂の間に来迎橋と呼ばれる仮橋 が掛けられる。曼荼羅堂はこの日に限り極楽堂と称され、二つの堂は現世と浄土を現しているという。
この仮橋の上を, 20数人の「菩薩」が行列するのだが,装束と面をつけた姿は大変趣がある。
この行事は「練供養会式」とか「来迎会」とか「迎講」などの名前で呼ばれている。親しみをこめて 単に「お練り」と呼ばれることもあるようだ。
浄土信仰では, 人が死ぬときには 極楽浄土から大勢のほとけさまが迎えに現れる(来迎) という教えがあるそうで, これを劇的に表現するものとして平安時代から今に伝わる行事なのだそうである。
「写真;当麻寺(昨年秋撮影)」
極楽浄土への入り口は…
空を茜色に染めて夕陽が二上山へと落ちていく。
大和では古来より二上山への道は葬送の道そして浄土への入り口と考えられていた。この二上山を背にして建つ当麻寺の練供養式は、極楽浄土を連想させる夕刻を待って行われる。
法要の前日に娑婆堂と曼荼羅堂の間に来迎橋と呼ばれる仮橋 が掛けられる。曼荼羅堂はこの日に限り極楽堂と称され、二つの堂は現世と浄土を現しているという。
この仮橋の上を, 20数人の「菩薩」が行列するのだが,装束と面をつけた姿は大変趣がある。
この行事は「練供養会式」とか「来迎会」とか「迎講」などの名前で呼ばれている。親しみをこめて 単に「お練り」と呼ばれることもあるようだ。
浄土信仰では, 人が死ぬときには 極楽浄土から大勢のほとけさまが迎えに現れる(来迎) という教えがあるそうで, これを劇的に表現するものとして平安時代から今に伝わる行事なのだそうである。
「写真;当麻寺(昨年秋撮影)」
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます