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地球と月は太陽の光を反射して輝く天体です。
地球(月)にも太陽の光による影があり、太陽とは反対の方向に伸びています。
この地球の影の中を月が通過することによって、月が暗くなったり、欠けたように見えたりする現象が「月食」です。
「月食」は、太陽-地球-月が一直線に並ぶとき、つまり、満月のときだけに起こります。
ただし、星空の中での太陽の通り道(黄道)に対して月の通り道(白道)が傾いているため、ふだんの満月は、地球の影の北側や南側にそれた位置になります。
満月のたびに月食が起こるというわけではありません。
@2014年10月8日の皆既月食について
日本全国で皆既食を見ることができます。
石垣島以西の地域では月がわずかに欠けた状態で昇ってきますが(月出帯食)、それ以外の地域では部分食を始めから見ることができます。
部分食の始め
8日18時14.5分
皆既食の始め
8日19時24.6分
食の最大(食分 *)
8日19時54.6分(1.171)
皆既食の終わり
8日20時24.5分
部分食の終わり
8日21時34.7分
* 月食の欠ける深さを表す数値です。
食分0.5とは、月のみかけの直径の50パーセントが本影に入り込むことを意味します。
食分が1.0以上になると、月が本影に完全に入り込み、皆既食となります。
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