大和浪漫

私、瓜亀仙人が奈良・大和路の社寺や自然、生活の様子などをお伝えしたいと思います。

近所にある「火の見櫓」

2010年02月25日 | 奈良・大和路
先日,近所にある「火の見櫓」を眺めるレンタサイクルに乗った中年の男女二人がいた。
「火の見櫓」ファン?
ネットで検索すると,「火の見櫓」の写真を撮って全国を巡っている人が,多数いることが分かった。
ある方の文には,
【全国各地に散在する火の見櫓、減ってはきたものの、まだたくさん見ることができる。これらは規格品ではなく、地元の鍛冶屋さんが工夫しながら作っていることが多い。 現在も全国に多数の火の見櫓が残るが、ほとんどスピーカーの設置とホースを干す場所としての機能しか残されていない。しかし景観上は集落の中心にそびえ、安心感を与える施設でもある。】と,書かれていた。
我が家の近くにある「火の見櫓」の役目は,地区の奉仕作業の実施と終了を告げる合図のサイレンを鳴らすためのみ。
「スピーカーの設置とホースを干す場所」という役目すらない。
ただ違うのは,この「火の見櫓」が,年に1度,高校生の校外学習の課題ポイントになっているということ。
詳しくは知らないが,その様子から「火の見櫓の高さ」を求めるのが課題になっているのが想像される。
先日見たレンタサイクルに乗った中年の男女二人は,おそらく高校の先生やったんやろう。
もうすぐ春,入学の季節。
新入生たちがグループに分かれ,この「火の見櫓」を見上げる日も近い。
「写真;近所の火の見櫓」


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