昨日の朝からの天気は,一体なに?
薄暗くて黄色い・・・
こんなにキツイ「黄砂」は,初めてと言ってもいいぐらい。
ホンマニ2~3km先が見えへんほど凄かった。
少し「黄砂」がおさまった午後,家人の実家の墓参りに出かけた。
途中の買い物は,柿の葉寿司。
長谷寺への途中にある「出雲」という所にあるお店に入った。
お店の駐車場からの眺めは,まさに「隠国(こもりく)の初瀬」やった!
隠国(こもりく、「く」は場所、所の意)とは、両側から山が迫って、それに囲まれたような所、泊(初)瀬にかかる枕詞で、柿本人麻呂が万葉集巻3-428で、次の歌をよんでいる。
こもりくの 泊瀬の山の山の際(ま)に いさよふ雲は妹(いも)にかもあらむ
なお、万葉集巻7-1408には、次の歌があり、
狂言(たはこと)か 逆言(およづれこと)か 隠国(こもりく)の 泊瀬の山に
廬(いほ)りせりといふ
「廬りせり」とは、仮小屋で斎(い)み籠ることで、この歌では死人が葬られたことを嘆いているが、「隠国の」と詠われる「泊瀬の山」は、墳墓の地で、魂を鎮める所だという。また、万葉集巻13-3331では、「泊 瀬の山」が詠われ、
隠口の 泊瀬の山 青旗(あおはた)の 忍坂(おさか)の山は
走出(はしりで)の よろしき山の 出立(いでたち)の くはしき山ぞ
あたらしき山の 荒れまく惜しも
「走出のよろしき山」は、尾根の連なりが美しい山、「出立のくはしき山」は、山容の素晴らしい山と云う意味だそうだ。
買い物を済ませ再び車を走り出したら,カーラジオから流れてきたのは,工藤静香の「黄砂に吹かれて」やった。
黄砂に吹かれて きこえる歌は 忘れたくて 忘れた
なくしたくて なくした つらい恋の歌・・・
もう蜃気楼 なのかもしれない 片思いかもしれない
あなたに似ている人もいるのに あなたより やさしい男も
砂の数より いるのにね 旅人
「写真;柿の葉寿司駐車場から初瀬(東)の方向を眺める」
薄暗くて黄色い・・・
こんなにキツイ「黄砂」は,初めてと言ってもいいぐらい。
ホンマニ2~3km先が見えへんほど凄かった。
少し「黄砂」がおさまった午後,家人の実家の墓参りに出かけた。
途中の買い物は,柿の葉寿司。
長谷寺への途中にある「出雲」という所にあるお店に入った。
お店の駐車場からの眺めは,まさに「隠国(こもりく)の初瀬」やった!
隠国(こもりく、「く」は場所、所の意)とは、両側から山が迫って、それに囲まれたような所、泊(初)瀬にかかる枕詞で、柿本人麻呂が万葉集巻3-428で、次の歌をよんでいる。
こもりくの 泊瀬の山の山の際(ま)に いさよふ雲は妹(いも)にかもあらむ
なお、万葉集巻7-1408には、次の歌があり、
狂言(たはこと)か 逆言(およづれこと)か 隠国(こもりく)の 泊瀬の山に
廬(いほ)りせりといふ
「廬りせり」とは、仮小屋で斎(い)み籠ることで、この歌では死人が葬られたことを嘆いているが、「隠国の」と詠われる「泊瀬の山」は、墳墓の地で、魂を鎮める所だという。また、万葉集巻13-3331では、「泊 瀬の山」が詠われ、
隠口の 泊瀬の山 青旗(あおはた)の 忍坂(おさか)の山は
走出(はしりで)の よろしき山の 出立(いでたち)の くはしき山ぞ
あたらしき山の 荒れまく惜しも
「走出のよろしき山」は、尾根の連なりが美しい山、「出立のくはしき山」は、山容の素晴らしい山と云う意味だそうだ。
買い物を済ませ再び車を走り出したら,カーラジオから流れてきたのは,工藤静香の「黄砂に吹かれて」やった。
黄砂に吹かれて きこえる歌は 忘れたくて 忘れた
なくしたくて なくした つらい恋の歌・・・
もう蜃気楼 なのかもしれない 片思いかもしれない
あなたに似ている人もいるのに あなたより やさしい男も
砂の数より いるのにね 旅人
「写真;柿の葉寿司駐車場から初瀬(東)の方向を眺める」
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