大和浪漫

私、瓜亀仙人が奈良・大和路の社寺や自然、生活の様子などをお伝えしたいと思います。

川端康成と茨木

2011年02月28日 | 大阪府
わざわざ大阪・茨木までラーメンを食べに行くだけではモッタイナイ。
見どころを調べて見ると,JR茨城駅を出発し,4kmほど歩いて阪急茨城市駅に戻るという観光コースがあるのが分かった。
そのコースの中に,“川端康成文学館”が入っていた。
川端康成と茨木???
その関係を,今まで私は知らなかった。

川端康成は両親を幼いときに失い、ただ一人の兄弟であった姉も十歳のときに亡くなり、天涯孤独になった。
ただ、母方の実家や祖父、伯父に助けられて茨木中学校から東京の第一高等学校、東京帝国大学へ進むことができたという。
彼は,3歳の頃から茨木中学校を卒業するまで,ここ茨木で青春時代を過ごしてたんや。
川端康成の随筆の中に故郷についてこう書いている。
“私の村は現在茨木市にはいっている。京都と大阪との中間の山裾の農村で、その山を深く入れば丹波である。村の景色に藝はないけれども、近くに「伊勢物語」や「徒然草」に書かれた所がある。”

@茨木市立川端康成文学館
日本人初のノーベル文学賞受賞者である作家・川端康成の業績の顕彰および紹介するために、茨木市に建設された施設で、1985年5月に開館した。館は市立「上中条青少年センター」に併設されている。川端は両親と死別後に祖父に引き取られ、3歳から旧制茨木中学校(現大阪府立茨木高等学校)卒業まで三島郡豊川村(1956年に茨木市に編入)で育った。
館では、遺品など約400点を展示するとともに、豊川村にあった幼少期に住んだ屋敷の可動式模型を展示。パネルやビデオで川端の作品と生涯を紹介している。また、ギャラリーが併設されており、毎年6月には企画展を行う。
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7 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
川端康成歯まだ・・・ (山口ももり)
2011-02-28 19:25:10
まだ知らないのよねえ。新聞小説で「細雪」確か朝日・・・まだ娘の頃でした。飛び飛びに読んだけど・・・日本を代表するような文学者なのに何にもしりません。
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Unknown (瓜亀仙人)
2011-02-28 22:03:38
ももりさんへ
川端康成文学館に新聞小説のファイルがありました。
その小説のタイトルは・・・?
茨木には,彼が旧制中学校の頃に歩いた街並みが,まだ少しは残っているとのこと。
学校の図書館と街の本屋が大好きだったようです。
たしか,「細雪」は谷崎潤一郎でしたよね。
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茨木と茨城 (山桜)
2011-03-01 21:38:54
関東の茨城県はイバラ「キ」と濁らないのですが、
(よく濁って読まれて憤慨していますよ~)
関西の茨木市はどう読まれるのですか?
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Unknown (幽黙)
2011-03-01 23:02:43
茨木市も「いばらきし」ですね
愚生も川端康成読んでないなぁ
文学作品はほとんど読んでない…
教科書に載るレベルくらいかな…
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あ・・・そうでしたね (山口ももり)
2011-03-02 08:16:16
どうも、どうも・・・どうもでした。
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Unknown (瓜亀仙人)
2011-03-02 18:23:27
山桜さんへ
私は茨城県をイバラギ,茨木市をイバラキだと思っていました。
茨城は懐かしい所です。
筑波に40日ほど研修で行っていました。
鮟鱇鍋,美味しかったなぁ~
霞ヶ浦の鰻も・・・
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Unknown (瓜亀仙人)
2011-03-02 18:24:45
幽黙さんへ
そうですかぁ~
みなさん,あんまり読んでおられないんやぁ~
安心しました。
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