私がこの春の旅の思い出を書いている間に、
大好きな聖林寺の国宝十一面観音は、東京へと旅立たれました。
無事のお戻りをお待ちしております。
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月日が経つのは早いものです。
観音さま、こちらへいらしているのですね。ありがたいことですが、
自粛中で参拝には行けず、勿体ないことです。
ご本尊のお留守は寂しいけれど、財政的に大分潤うのでしょうね。
それまでには、コロナ禍も収まって、出掛けることが出来るかもしれません。
折角初めて奈良からお出ましとのことですので、再会に参上出来たら嬉しいです。
あれからもう１１年ほどですかね。
本当は聖林寺の国宝十一面観音様は、去年の今頃、東京に行かれるはずだったのです。
国宝を収める収納庫の耐震工事の関係で、工事期間中、住職は十一面観音を預かって下さるところを探して迷っておられたようです。
新型コロナの関昨年の昨年の工事は延期となり、今年となった訳です。
住職に東京行きを薦めたのはワタシ・・・
そして、なんと瓜亀仙人さんが観音様に東京旅行をおすすめに！
素敵な慈愛の微笑みのお裾分け、ありがとうございます。
展示方法によっては普段拝見出来ない裏側なども拝めるかもしれませんね。阿修羅像の時は迫力ありました。
ご住職は、十一面観音様が東京への長距離移動で、破損等しないかと心配しておられました。
私は、「明治維新の廃仏毀釈で、大神神社から大八車に載せられて、このお寺まで舗装されていない道をゴトゴトと揺られて来られた仏様じゃないんですか！今の技術だと、奈良国立へ行くのと東京国立へ行くのは、ほぼ同じゃあないんでしょうか？オリンピックの年だし、奈良まで来れないたくさんの人が、東京で待ってくれているはずですよ。」と、申し上げたのです。