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あの日、木落し坂から再び諏訪大社下社秋宮へ戻り参拝。
夕暮れ迫る境内に手水の龍の口から出る水からは湯気が上った。
もしかしたら“お湯”?
さすが温泉地!
それも結構熱いお湯やった。
@諏訪大社下社秋宮
旧中仙道と甲州街道の分岐点の要所に鎮座しています。
鳥居を入ってまず目に付く正面の大きな木は根入の杉と呼ばれ樹令は約八百年の御神木です。
身長1.70m、青銅製では日本一と言われる狛犬を両脇に従えた神楽殿は三方切妻造りで天保六年(1835)立川和四郎二代目富昌の作です。
御社殿は神楽殿の奥で、二重楼門造りの拝殿と左片拝殿及び右片拝殿が横に並びます。これ等の建物は江戸時代中期の絵図面では帝屋(御門戸屋)及び回廊と記されており、現在の建物は安永十年(1781)春に立川和四郎初代 富棟の棟梁で落成しました。
拝殿奥の神明造りの建物は宝殿で、新しい方を神殿、古い方を権殿と呼び、寅年と申年毎に左右の遷座祭を行います。
当社の宝殿は上社、下社共に平素二殿並んでいます。
室町時代の記録では新築後六年間雨風に晒し清めて御遷座をなし、直ちに旧殿を解体新築という形式だったようですが、いつしかこれが逆になり、祭典の直前に旧殿を建直して新殿に御遷座するようになりました。
宝殿の奥が御神座とも相殿とも言われ、御神木をお祀りする下社の最も重要な場所です。
上社の神体山に対し下社は御神木を御神体として拝し、古代祭祀の形式を今に残しております。
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