大和浪漫

私、瓜亀仙人が奈良・大和路の社寺や自然、生活の様子などをお伝えしたいと思います。

醍醐池

2008年11月21日 | 橿原市
藤原京大極殿跡の北側に、道路をはさんで長方形の池がある。
その池の名前は“醍醐池”。
私は、年に何度この道路を通るだろうか。
その度ごとに、池の様子が気にかかる。
春は堤に咲く一面の桜。
夏は、池の水面にひろがる菱。
秋は池の隣りのコスモス畑が綺麗やった。
今年は、堤の横の小川(水路)でいろんな水中生物の観察もした。
これからの季節は、池で羽を休める渡り鳥の観察場所。
この秋、車を藤原京の駐車場に停め、池の堤を散策した。
池の泥出しをしたからか、池の水量は極端に少なかった。
昔なら、奈良盆地の溜池では、春に池に放流した鯉の稚魚を、秋には泥出し作業と共に大きくなった鯉を、網を使って捕獲するという光景が見られたものだ。
あの日の醍醐池は、朝日が池の水面に反射して眩しかった。
池の北西の角で見た碑の文面が印象的やった・・・
この池は、いつの時代からここにあるんやろか?
京が奈良に遷ってから、この場所は一体どんな歴史をたどっていったんやろうかなぁ~?
「写真;醍醐池」
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 雪が降ってきた | トップ | 長岳寺旧地蔵院 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

橿原市」カテゴリの最新記事