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乱鳥の書きなぐり

くいだおれ太郎  大阪・道頓堀

 

     くいだおれ太郎

 

   

 

 4月某日、家族と松竹座の浪花花形歌舞伎の一部と二部を観に行く。

 松竹座から一、二分も歩くと、そこには今関西では結構話題にあがっている くいだおれ太郎の人形がある。

 道頓堀は芝居で馴染みがあり、行くことが多い。

 話題のくいだおれ人形や 向かいの かに道楽の動く‘かに看板’、竹本座後の石碑等は 何となく地域に馴染み、私たちにとっては空気のような存在になっていた。

 そのくいだおれ人形が経営難の波の煽りを受けて、消え去るというのは、まるで生爪をはがされる痛みを感じる。

 とはいえ、人形には馴染みがあるが、ここで食事をしたことは一度もなく、道頓堀に度々行く私としては、なんだか責任を感じて後ろめたい。

 7月8日の閉店を正式に発表した今は、くいだおれ太郎の行く先はまだ決まってないが、申し出は多いと聞く。

 みんなに交じって、くいだおれ太郎の写真を遠巻きながら撮ってみた。

コメント一覧

オオタ様
大阪
どこの社会においても、お年寄りや ハンディ・キャップのもたれた方、ブルーテントの方たちや 他あらゆる方たちが、みんなが安心して暮らしてゆける社会に近づいてほしいですね。大阪に限らず、安部公房氏の『弱者への愛にはいつも殺意が込められている・・・』(?)だったかの記述を思い出します。
綾子さま
くいだおれ
本当ですね。思い返してみると、道頓堀の景色にとけ込んでいましたね。あの人形と一緒に写真を撮った旅行者は多いのではないでしょうか。大阪らしくて、シンボルの一つになっていましたね。さみしいです。
オオタ
ほんに、寂しいことですな。大阪から、消えるなんてことは、思いもいたしませなんだな。箱物が消え、40人学級になり、助成金も、カットです。大阪は、これから、どのような、道を、歩むのでしょうな。助成金減額は、深刻ですな。明日は、我が身ですぞ。文化の、消えゆく、大阪という、甘いことを、言っておられぬのです。年金生活の、小生にとっては、地獄です。かき乱しよって、四年後は、辞職でしょうな。やりきれません。
綾子
くいだおれ
前は何度かとおったこともあります。いざ無くなると思うと、少しは寂しいですね。これも時代の流れです。仕方ないのでしょう。ニュースの後は、人形の周りは人がいっぱいだと、放送されてました。閉店までに記念撮影されるのでしょうけれど、お食事もしていただきたいですね。
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