赤カブ不動産屋の独り言

 赤かぶを作り、漬けて30余年。今年は焼畑は止めて漬けるだけ。
 不動産や広告で起業して10年になります。助けられて。

庭のブラックベリーの花が

2010-05-16 16:10:53 | 日記
 昨年より少し早く咲きました。このベリーは何年か前に、お世話になっている、大変親しくさせて頂いてるIさんからもらったものです。

 ですから、大事にしているんです。食べきれないほど、狭い庭いっぱいになるものですから、小さく剪定はしていますが。

 この花を見ていたら、いろいろ思い出すんで、長くなりますが書いて見ようと思ったんです。

 出会いがとても大切だと。15年前の話ですが。


 当時IさんはD損害保険会社の支店長。赤カブ不動産屋は前職で役員。

 前職の企業P社はD社とは御取り引きが無かったんです。いや、無かったというより、取引を一方的に断ってきたんです。D社が。昭和の終わりころですか。

 P社は当時から地元では大手の住宅会社。保険代理店でも実績はあったんです。

 しかし、保険の収益性はD社から見たら悪かったんでしょう。
 交通違反、交通事故など日常茶飯事でしたから。

 結果代理店取引が解約。P社は他の保険会社とお取り引きするようになり、現在に至ってるんです。

 その後、赤カブ不動産屋は取引以外のところからD社と知りあうようになり、当時の社長の勉強会にも顔を出していました。
 6000人の上場会社の社長とは思えないほどリーダーシップをとっていて、魅力のある方でした。そして、勉強させていただきました。

 一方的に代理店取引を切られたという、悪感情を覆すには時間はかからなかったんです。

 そんな時、冒頭のⅠさんとお会いしたんです。Ⅰさんは熱心で、P社のため、いろいろとアイディアを提案していました。

 D社Ⅰさんから再度代理店として取引をしてください、との依頼があったんです。

 赤カブ不動産屋は親しくしていたんですが社内では、この虫の良い話を快く思わないだろうと思い、前職の上司である社長に話したんです。

 「良いじゃないか。当時は当社が大変迷惑をかけたんではないか。そのおかげでゼロ災活動に取り組むことが出来て、良かったんだから。お前が世話になっているし、良いと思えば取り引きしても良いよ。」

 そんな返答でした。

 念のため、お断りしておきますが、このP社のゼロ災活動での現場災害や交通災害ゼロへの取り組みは大変な評価を頂くほどになっています。


 そんなことから再度D社と御取り引きが始まったんです。

 勿論、引き受けてくれた他の損害保険会社のことも配慮し、雑巾がけから始めてもらったんですが。その時もⅠさん頑張ってくれたんです。

 その後Ⅰさんも定年を迎えられ、赤カブ不動産屋も退職しましたが、こんなことがあって、一生の御付き合いが出来るそんな関係が出来たと思っています。


 出会いは奇跡。好きな言葉です。


 
この縁を作ってくれた人は大変優秀な人でしたが、その後上場会社の社長になり、最近株価操作で逮捕されてしまいましたが。

 面白くなく、長い話。最後まで読んで頂いてありがとうございます。


     
コメント
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