赤カブ不動産屋の独り言

 赤かぶを作り、漬けて30余年。今年は焼畑は止めて漬けるだけ。
 不動産や広告で起業して10年になります。助けられて。

住宅ローンで思い出しました

2011-09-29 20:25:54 | 日記
 今考えればハチャメチャな時代でしたが。

 赤カブ不動産屋が入社した時代は、不動産業界も前職の会社もハチャメチャでしたね。
 幸いに、前職の会社はその責任を果たし、今では大変信頼のおける会社になっているんです。

 ですから、ん十年前の笑い話として読んで貰えればと。

 赤カブ不動産屋が入社し、業務課に配属。
 住宅ローンの申請と融資実行の業務ですが。

 入社し渡されたのは「年末調整の手引き」でした。

 源泉徴収票の白紙はたくさんありました。
 おかげで立派な源泉徴収票を作れるようになったんです。

 当時は収入の裏付けになる公的証明は必要なかったんです。
 自営業でも職人さんでも申告していない人でも住宅ローンは利用する事が可能だったんです。

 家が欲しいという欲求と支払い能力さえあればいかようにも出来る魔法が使えたんですね。

 不動産神話に何一つ疑いのない時代でしたし、売ってからもフォローする会社ですから、まあ、 許してくれていたんでしょう。

 こんな事がありました。
 赤カブ不動産屋は入社二年目の5月、退職届を出しましたが、5日くらい休んでひょんなことで 復帰したんです。

 復帰したんですが柏支店に異動し、ローンや開発担当と現場を廻るそんな日々でしたが。

 ある日突然、大変なので本社に戻ってと。

 住宅ローンを申請しなければならない案件が100件以上滞留していたんです。
 
 けっこう難しい案件なので担当者がグズグズしていたんですね。
 それがたまりにたまったんです。

 上手く整理し、住宅ローン専門会社に持ち込んだんですが、全部はやってくれませんでした。

 帰りにそのローン会社の次長が、Y証券からの出向ですが、こう言ったんです。

 「赤カブ不動産屋の●●会社は作るのが上手いからなー」アッハハと。

 恥ずかしさとありがたさの交差する瞬間でしたね

 
 その後別のローン会社に持ち込み、Т銀行から出向のN課長と赤カブ不動産屋と同期入社のプロ パー社員に面倒見て貰い、無事滞留した案件はすべて融資決定を頂いたんです。

 その時のプロパー社員Iさんとは年も同じで気が合い、退職しフランスの銀行やイギリスの銀行 に行ってもつき合うことになったんです。
 人生で学習院大卒の人間と気が合ったのは初めてでしたが。

 このIさんとの関係は又書きたいくらいです。
 外資系を渡り歩き、若くして引退し、タイのチェンマイで一人暮らしていました。
 日本の実家の底地を買い戻す段取りを赤カブ不動産屋が行い、タイから帰国し、契約の前日に実 家で一人倒れていたんです。

 契約があるので訪問した前職の会社のBさん(ブログに出てくる)が出て来ないので不審に思い、 兄弟に連絡し倒ている事が分かったんです。

 Bさんのおかげで一命は取り留めたんですが。


 競売、住宅ローンの事を書いていて、思いだしたんで。

 今日も一日ありがとうございました。
 おかげで良い一日でした。
 明日は今期最後の日。
 良い日で終わりたいものです。
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コメント
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