経営の熱心さ

　今朝事務所に来まして、出発前に時間があったので。
　思い出したことを更新しておきます。

　過日のカレーココイチ創業者宗次徳二さんの話の続きで。
　氏は「経営者はよそ見をせずに、経営に身をささげるべき」と。
　毎日３時５５分に起きて。
　毎日地域を９０分も掃除して。
　経営に大切なのは人間性、姿勢だと言います。

　率先垂範も。

　創業者の好きな言葉に多いのは「率先垂範」ですね。
　何せ、自分がやらねば、やって見せなければ先に進まないのでね。

　二代目、三代目になってくると良く分からない言葉「マネージメント」を言い出します。
　もちろん大切ですよ。

　率先垂範は熱心さを表す言葉かもしれません。
　商品・サービスへの熱心さも。
　少ない社員への熱心さもね。

　ワコールの創業者故塚本幸一さん。
　社長室で親しいお客さんに「新商品のブラジャー良いだろう」と。
　自分で着けて見せたくらいに。

　サイゼリアの創業者、正垣泰彦会長なども。
　低価格とはいえ、自分で納得する商品を提供していると。
　低価格のワインやメニューも試していたようですがね。

　マクドナルドの米国、日本の経営者はハンバーガーやポテトを食しているのでしょうか。
　ゼンショーの小川賢太郎さんもね。

　あるのは商品・サービスへの熱心さでなく、姿勢でなく。
　悪いと言うのでなく、忘れてはいけない原点を蔑ろにしてはいけませんよね。

　二代目、三代目になりますと創業者の熱心さが薄れます。
　商品・サービスへの熱心さや。
　率先垂範などの姿勢などの熱心さが。

　どんなに大きくなっても、何処かに「熱心さ」の灯を消さない経営が大切かなと。

　小規模事業者で、よそ見が得意な赤カブ不動産屋には逆立ちしても無理ですがね。
　身近に熱心さの塊の創業者がいましたので。
　勉強だけはさせていただきましたがね。
　幸運にもね。

　あ、そろそろ出発の時間になりました。
　草津でゆっくり温泉でね。
　今日も一日宜しくお願い致します。
　
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