赤カブ不動産屋の独り言

 赤かぶを作り、漬けて30余年。今年は焼畑は止めて漬けるだけ。
 不動産や広告で起業して10年になります。助けられて。

「もったいない」をとりもどそう・・・

2016-01-27 16:36:10 | 日記
 午前中に産廃について打ち合わせをしてましたら。
 愛知のダイコー社で起こった、ココ壱の廃棄食品の横流しの話になってね。

 ココ壱の食品廃棄物の横流し事件報道によって。
 全く関係のない自社の取引先中間処理会社にも取材が何件も来たようだと。

 仲間内でもこの事件は話題で、実態はどうだったのかと情報交換してたよう。
 報道では廃棄したココ壱の対応力が良かったとの評価のようで。
 株価が上がったとね。

 本当にそうなのでしょうか。
 そもそも、日本には食品リサイクル法があり。
 廃棄の削減と飼料・肥料への再生がうたわれています。


 食品ロス削減や適正な再生が企業にも求められているのです。
 ダイコーは適正処理できる「処理能力」があったのか。
 例えば5トンの処理能力を超えて受けていたようですし。
 排出企業の担当者が見に行けば分かる事なのですがね。

 それと、1k30円はかかる処理が1k10円くらいで請け負わせてようだと言うのです。
 これで適正処理をしていたとは、ココ壱も胸を張れませんがね。

 これは今後の捜査で分かると思われますけど。
 ダイコーの責任のほか、排出者の責任も問われる事になるかもしれません。

 政府も農林水産省や消費者庁中心に、食品ロス削減に向けて施策を打っています。
 日本での食品廃棄は。
 企業で641万トン/年間
 一般家庭で1072万トン/年間
 計1700万トンもあり。
 その内可食できるのが500-800万トンあると言われています。
 30-50%は食べれる食品を廃棄していたんです。

 再生処理し、飼料や肥料には400万トン
 焼却や埋め立てが1300万トンと言うのです。

 企業にも一般家庭も「もったいない」精神で努力しないとね。

 今回のココ壱やセブンイレブンの食品廃棄の問題は。
 悪徳処理会社の問題もありますが。
 食品廃棄の企業にも大きな問題があるんでしょう。

 褒め称えられたココ壱も改善しないといけませんね。
 排出者にも責任があるのですから。

 廃棄物処理も少し勉強しましたので、新聞報道の裏が透けて見えます。
 自社も更に襟を正して努力しませんとね。

 今日は午後に来客あり。
 色々と勉強させてもらいました。

 本日も面白い一日でした。
 応援いただきありがとうございました。

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コメント
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