赤カブ不動産屋の独り言

 赤かぶを作り、漬けて30余年。今年は焼畑は止めて漬けるだけ。
 不動産や広告で起業して10年になります。助けられて。

築地市場の豊洲移転の問題も…

2016-09-12 16:58:00 | 日記
 昨日午後に三郷に行ってね。
 土地売主さん2名と時間をずらして。

 買主がいて、売主2名の小さな不動産の件でね。
 売主、買主も価格を含めおよそ合意してるのですが。

 敷地にゴミが埋まっている可能性があって。
 近くで掘削する下水工事の状況を確認してて、時間がかかってました。
 
 先月末に下水工事の業者さんから、状況を写真にして頂いたんで。
 当該地には確実にゴミが埋まってると、売主も買主も理解されたようです。

 本来は地中にゴミ・産業廃棄物そして石等のガラが埋まってる場合は。
 引き渡し後でも隠れた瑕疵として、売主が撤去するのが一般的。

 ましてや発がん性物質のベンゼンや有毒のシアンで土壌が汚染されてる築地市場移転先の豊洲。
 どんな交渉をしたのでしょうか。
 ざっと、見てみたんですが。

 平成14年に築地市場移転先として東京ガスグループの工場跡地をきめた。
 平成23年に東京ガスとグループ会社が東京都に売却を発表した。
 約32000坪、559億円そして東ガスグループが土壌汚染対策として、78億の負担とした。
 土壌汚染が分かってて、こんな価格で売買そして僅か78億の汚染対策。
 不自然ですよね。
 
 報道によると850億も掛けて、土壌対策をしたそうで。
 それでもベンゼン、シアンの問題があるようですね。
 建物分くらいの土壌汚染対策をしたとの事…

 売却時、土壌汚染対策工事など凡人には理解できない事があるもんですね。

 赤カブ不動産屋も土地の地中埋設物の件では頭を痛めましたね。

 解体後無数の不明管が出てきた。
 大量の焼却灰が埋まっていた。
 一般のガラなんてよくありますね。

 埋蔵物文化財の場合は包蔵地域として分かりますから。
 そんな経験もしましたね。

 民間でも細やかに神経を使っているのに。
 食を扱う築地市場について、こんなアバウトな対応や不自然な売買があるんですね。

 今回の三郷市の土地売買はね。
 ごみの撤去費用は価格から差し引きのように。
 隣地が購入なので駐車場に使うくらいの価格にしようと…
 そんな風に纏めるしかないようです。

 一般の方が土地や住宅を求めるときにはね。
 分譲地の購入については業者がきちっとやってると思いますが。
 一般の土地売買では気を付けるところでしょうね。

 地中の埋設物や地盤の強弱など購入前に気にされると良いですね。

 昨日のごみが埋まった土地売買の進め方でね。
 築地市場の移転問題そして売買の問題を思い起こしたので書きました。
 
 週の初めは定例の支払いからスタート。
 何とか無事完了しまして。

 今週もどうぞ宜しくお願い致します。
 
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コメント
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