御蔵島うつぼ記

うつぼとこつぼの島暮らし

Let's Try!

2013-05-09 19:24:54 | 子どもアトリエ

今日の子どもアトリエは「ぺ」念願のスケッチでした。

 

家から30歩ほど登った、知る人ぞ知る?裏道に腰を下ろし、

各々気になったモノを描きます。

今日のキマリゴトはひとつ『よく観察して描くこと』。

 

さぁ始め!

 

「ボク家を出るときから海描こうって思ってたの!」←そうかそうか

「ナニ描こうかなーーー」←なんでもいいんだよ

「蟻がいる!」←外だからね

「あっち行きたいから道(草ぼうぼう;;)造って」←歩けば道は出来るよ

「あっっっ!絵の具が側溝におっこっちゃった!」←穴の上で絵の具を広げた

「まぶしい!」←西日真っ正面

「パレットが斜めで止まらな~い☆」←草の上に置かないからズリ下がる

「きゃ−ーー☆蟻が足に登ってくる!」←蟻はどこにでもいる

「じゃぁ先生の身体の中にも蟻はいるんですか?!」←むむ☆

「これ何処に置けばいいの?」←道が斜めで総てのモノがズリズリしちゃう

「せんせい!手が抜けません☆」←側溝の穴に手を入れてみた

「あ!この葉っぱは絵の具をはじくけどこれははじかない!」←周りの葉っぱを塗ってみた

「いい色が出ないから他のモノを描きます!」←今日の絵の具は不透明水彩

「蚊に刺された」←夕方だからね

「せんせい!手が抜けません☆」←もう一度言ってみた

「下手だなぁ」←巧く描こうなんて思わずよく見て描いて

「カユいけど薬つけないで!」←掻いた所にアンモニアつけられて叫んだ記憶がある

「絵の具で葉っぱを染めるのだ!」←ついでに道も塗ったりしてる

「また刺された☆」←血が美味しいのかも

「今度はこの棒で描くのだ~ ♪」←落ちてる茎や葉を筆替わりにしてみる

「。。。。。」←集中した

「。。。」←集中した

「ふ~んふんふ~~~~~ん ♪♪♪」←歌を歌いながら描いてる

 

まだ来てから日の浅い子は、

挨拶替わりのつもりなのか?

学校で怒られるからもう一度言って欲しいのか?

はたまた困らせようと思うのか?

果敢に挑戦して来ます。

 

「絵の具なめていい?」

いいけど苦いよ。

「・・・毒?」

毒じゃないけど後悔するよ。

「。。。」←舐めた

「げぇええええ~~~;;;」

 

          ・・・;^^

 

ナニをしている時にナニかが弾け、インスピレーションが湧くか解らないので、

このアトリエで、しちゃイケないことって、ほとんどありません。

私の言わない三原則は下記 ↓

 

〈そんなことしちゃいけません!〉←危険な時には言う

〈早く描きなさい!〉←帰りの時間が近いと言う

〈静かにしなさい!〉←他の子の迷惑になる時には言う

 

必須なのは『創りだすこと』

不味かった絵の具味見体験が、もしかして、

美味しい絵の具を創りだす原動力になるかもしれないし~ ♪