昨日と今日は、WMAIの野外災害救急法の講習会でした。
元は、救命医師を中心とする野外活動の専門家たちにより1980年代初頭、北米で開発されたものとのこと。
屋外や災害に遭った際、救急車が来る前まで目の前の命を救う、そのために考案された救急救命法です。
今回は三年前に受けたものと同じ、Wildness First Aidという一番ベーシックなコース。
某御蔵島観光協会の招致開催です。
傷病者が発見された場所の状況、
状況の危険度、
救命の遂行は可能か?に続き、
生命を維持する循環器、呼吸器、神経という三つの柱、
その後、傷病者の状況の情報収集をし、
何が起こり、今何が必要かを推測し行動する。
救助に必要な流れを学び、判断し行動出来ることを目指します。
↑ 意識の無い人間を数人で運ぶやり方講習チュー。
このWFA、今まであちこちで習った救急法に比べ、
ナンのためにナゼこれをするのか?が、ものすごく!明解!!!
「何でもいいから心臓マッサージ!」みたいなごり押しがない、
とても腑に落ちる救急法です。
んですが難解☆・・・ぃや、
難解な訳ではないのかもしれませんが、理解するのに、なかなか時間がかかります。
座学と実技で講習は進むのですが、ちゃんと理解出来ていないと実技で立ち尽くすことになります。
立ち尽くすと落第となってしまいます。
立ち尽くすと現場でも立ち尽くすことになってしまいます。
だから頑張って理解する。
いろいろなことを丸暗記するのではなく、いろいろな状況を予想しながら判断する。
その判断をするための考え方を習います。
資格の有効期限は三年間。
無事合格出来たら、三年内に一度、復習のために無料で再履修が出来ます。
そんなところも魅力のひとつです。
野外災害時を第一に想定してはいますが、
たとえ都会の真ん中であっても、救急車がすぐに来るとは限らない。
そうしたら、自分の周りは「Wildness」。
御蔵なんか特に「Wildness」。
いざ、その場に遭遇した際に、
何も出来ずに立ち尽くし、何も出来ずに一生悔いる。
そんなコトの無いように。
「Wildness Medical Associates Japan」
とてもおススメ ♪
皆で共有出来たなら、とっても良いと思います~ ♪