御蔵島うつぼ記

うつぼとこつぼの島暮らし

身近な人を救いたい

2015-12-09 19:48:55 | 日記

昨日と今日は、WMAIの野外災害救急法の講習会でした。

元は、救命医師を中心とする野外活動の専門家たちにより1980年代初頭、北米で開発されたものとのこと。

屋外や災害に遭った際、救急車が来る前まで目の前の命を救う、そのために考案された救急救命法です。

 

今回は三年前に受けたものと同じ、Wildness First Aidという一番ベーシックなコース。

某御蔵島観光協会の招致開催です。

 

傷病者が発見された場所の状況、

状況の危険度、

救命の遂行は可能か?に続き、

生命を維持する循環器、呼吸器、神経という三つの柱、

その後、傷病者の状況の情報収集をし、

何が起こり、今何が必要かを推測し行動する。

 

救助に必要な流れを学び、判断し行動出来ることを目指します。

   ↑ 意識の無い人間を数人で運ぶやり方講習チュー。

 

このWFA、今まであちこちで習った救急法に比べ、

ナンのためにナゼこれをするのか?が、ものすごく!明解!!!

「何でもいいから心臓マッサージ!」みたいなごり押しがない、

とても腑に落ちる救急法です。

 

んですが難解☆・・・ぃや、

 

難解な訳ではないのかもしれませんが、理解するのに、なかなか時間がかかります。

座学と実技で講習は進むのですが、ちゃんと理解出来ていないと実技で立ち尽くすことになります。

立ち尽くすと落第となってしまいます。

立ち尽くすと現場でも立ち尽くすことになってしまいます。

だから頑張って理解する。

いろいろなことを丸暗記するのではなく、いろいろな状況を予想しながら判断する。

その判断をするための考え方を習います。

 

資格の有効期限は三年間。

無事合格出来たら、三年内に一度、復習のために無料で再履修が出来ます。

そんなところも魅力のひとつです。

 

野外災害時を第一に想定してはいますが、

たとえ都会の真ん中であっても、救急車がすぐに来るとは限らない。

そうしたら、自分の周りは「Wildness」。

御蔵なんか特に「Wildness」。

 

いざ、その場に遭遇した際に、

何も出来ずに立ち尽くし、何も出来ずに一生悔いる。

そんなコトの無いように。

 

「Wildness Medical Associates Japan」

 

とてもおススメ ♪

皆で共有出来たなら、とっても良いと思います~ ♪

 

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