御蔵島うつぼ記

うつぼとこつぼの島暮らし

蒟蒻の灰汁はどうやって抜くか

2015-12-12 17:59:41 | 創作food?

島根県出身の「し」さんがご実家から蒟蒻芋を送ってもらったとのことで、

 

「コンニャク作らない?」

 

♪ 作ります作りたいです ♪ と、いうことで、

今朝から行って来ました。

 

実は御蔵でも、数人の方々は畑で蒟蒻芋を作り、コンニャクを手作りなさっています。

昔、頂いた事がありますが、柔らかく味も染込み易く、個人的に大好物 ♪

「おれぁ手は出さないけど見に行く」と、「み」さんがお目付役で来て下さいました。

 

『昔は摺り下ろしたもんだよ』

と、ミキサーを持ち出すのを見て「み」さんが言います。

ちなみに今回の作り方は、芋主「し」さんの実家のお母さまのやり方。

ただし「し」さんはご自分で作った事が過去一回しか無く、その時は失敗した・・・らしい;;;

 

とりあえず、指示通りに作り始めます。

 

1、蒟蒻芋を洗ったら皮を剥き適当に切る

2、ミキサーにかける

3、芋800gに対してぬるま湯は4L

4、水の一部を入れて再びミキサー

5、重曹20gを熱湯50ccで解いて加える

6、混ぜまくる

7、鍋を火にかけて練り続ける

8、ぼたっっとするくらいになったらタッパーなどに入れる

9、湯を沸かしてタッパーの中身を入れる

10、30分煮る

11、水を替え、また30分煮る

 

・・・したら出来るハズだったのですが、

 

「・・・なんか中身が黄色いよ?」

「あれ?まだ灰汁が出ないのかな?」

「もうちょっと煮てみる?」

『どれだ?・・・は~・・・』←「み」さん

 

お喋りしながら待つこと30分。

 

「あっれー?!まだまだ黄色いよ?」

「ちょっと食べてみようか、う”っっっえぐい!」

「半分に切って煮てみようか「み」さん、どう思う?」

『ん~、オレにゃわかんねぇ』←「み」さん

 

お喋りしながら待っていたら小腹が空いてお茶タイム。

「み」さんは他所で出たお茶は勿論水さえも口を付けない。

かなり喋っているので喉は渇いているハズ。

 

「えーーー?!まだ黄色いのが消えない?!」

「おっかしーなー」

「水替えてもう一度やってみようか」

『ふ~ん・・・』←「み」さん

「唸ってないでなんとか言ってよ~;;;」

 

『御蔵のやり方と違うからオレにゃぁわからねぇ』←「み」さん

『オレを写真に撮るなよ!』;;;;^^

 

。。。結局、

 

朝の九時から夕方の五時まで。

いち日コンニャクの世話をしてました;;;;

一口大に切って小さくしても、どうしても黄色いのが抜けなかったので、

最後は一晩、水に晒して置く事にして、今日はお仕舞いとなりましたが、

「み」さんは途中で帰ってしまうし、

島根に問い合わせても灰汁の抜けない理由が解らないし、

ナゾは深まるばかりです。

 

とりあえず今度は御蔵式のやり方を習う事にしましたが、

コンニャク作りに精通されている方、教えていただければ幸いだす~m_m

 

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