♪ 卯月の非日常 ♪

旅ブログです。主に海外と沖縄をご紹介。

「イタリア・フィレンツェ旅行 ヴェネツィア編 「ブラーノ島」 其の二 al Gatto Nero

2012年04月06日 21時33分53秒 | @ヴェネツィア

他の人よりすこーし早く到着したレストラン「al Gatto Nero」。
http://www.gattonero.com/it/index.html

 

島にはレストランはたくさんありますが、ここは「黒猫」という名前で、主人にとっては外せないお店でした。

 

青く美しい外観。
黒猫の置きものがお出迎えです。


 

 

トラットリアなんだけどとても上品な雰囲気。
壁には素敵な写真や絵画がたくさん飾られていました。



 

メニューにも黒猫ちゃんが配置。

 

お皿はレストランの隣にある工房で作られた物。

景色がそのまま描かれていてとても可愛い。

 

こちら 「 Tagliolini alla Grancevola   (蟹のパスタ)」  25ユーロ。
黄色の強いタリオリーニ、とろっとしたソース、そしてトマトのさっぱり感。

濃厚なカニの味とトマトが意外にもマッチしています。
この時の蟹が「クモガニ」だったかどうか分かりませんが、とてもよい味をしていました。

 

 

「Bigoli in Salsa」 16ユーロ

初ビーゴリ!
シンプルなパスタでしたが、玉葱の甘みが強く感じられるし、何よりもちょい太めの麺の舌触りが素晴らしい。
美味しかった~♪

 

 

今回は珍しくドルチェまで頂けました。
このティラミスのようなケーキ!
衝撃的な食感。

 

 

中のスポンジがふわふわ!
このふわふわに、チョコレートが染みこんで、口の中でようやくしっとりします。
本当に美味しかった!
また食べたいですねえ。

 

パスタは二人前からしかオーダーできなくて、結果的に99ユーロとお高くなりましたが、
想像以上に美味しいランチで大満足です。

 

(*^_^*)

帰り際は満席状態となっていました。
厨房の活気がすごかったです。

 

雰囲気とは違い、意外にも家庭的なお店でした。

 

 

 


「イタリア・フィレンツェ旅行 ヴェネツィア編 「ブラーノ島」 其の一

2012年04月06日 21時03分17秒 | @ヴェネツィア

 

 

 

ムラーノ島」を離れ、再度ヴァポレットで「ブラーノ島」に。

HP=http://www.isoladiburano.it/en/index.html

途中、空港に着陸する飛行機を発見。

 

 

ブラーノ島へいく船の中は超満員。

船にはトイレがあるんだけどひっきりなしの出入り。
約30分ほどの移動ですが、とてつもなく長く感じた。





 

ブラーノの駅はこんな感じでちょっと近代的。

 

駅を出てすぐにこの建物たち。
めちゃくちゃ可愛い!
魚の看板に目が奪われます。

人口は3000人弱。
漁業で生計を立てている人が多く、その漁師さんたちが冬の霧で家に帰りにくい為、
各々が家に色を塗り目印にしているのです。
その発想がこれまた可愛らしい。

ブラーノ島は レース編み が有名。
伝統工芸として今でも貴重な品々が作られています。

さてどんどん島の奥へと進んでいきましょう。
さっきワインを飲んだばかりなのにお腹はペコペコ。

主人が調べたレストランまで徒歩で移動です。
小さな島なので一周することも可能。

 

至る所にレース編み製品の専門店があります。

 

しばらく進むと「船」が!

こんな細い水路にぎっしり!
朝、渋滞しそう(笑)。



 

くは~!!かわええええ!!!

本当に夢のような可愛さ。
テンションMAX状態。
写真も撮りまくり。

 

ピンクの家の隣が青!!
このカラーセンス、すごすぎです。

みんなきちんと生活しているので、洗濯物も干してあったり。
またその洋服のカラーが考えられてあるのかも!と思うほどおしゃれです。

 

 

 

家々それぞれに「可愛い置物」や「花々」が・・・・・。
家の人のセンスが問われますね。



どこに足を進めてもこの可愛い景色が飛びこんできます。
テレビなどで観ていたとき、「どうせ一角だけなんだろうな・・」とひねくれておりましたが、
それは誤解でした。





島を縦断するとすぐに海辺。
皆ひなたぼっこをしたり、ランチをしたりとゆったりと過ごしていました。

 

 

UNOもちょっと休憩。

お腹が空いてきたのでさっさとレストランに向かいましょう!

 


「イタリア・フィレンツェ旅行」 ヴェネツィア編 「ムラーノ島」 其の二

2012年04月06日 19時50分18秒 | @ヴェネツィア

  

 

 ムラーノ島、もう一つの駅「MURANO MUSEO」で下車。
太陽の恵みをサンサンと浴びた島の姿はとても美しい。

 

 

 

ここで降りると「ヴェネチアングラス博物館」なるものにもたどり着ける。
が、私は全くの反対方向へ・・・・。

 



橋を渡ってすぐの一軒のお店へ。
気軽にお土産でも・・と思ったんだけど、奥が深かった。<店の

 

 

手前のコーナーは「お土産」。
しかし奥へ進み、さらに二階へと上ると・・・素晴らしい作品の数々。

 

 

所狭しと並べられている色とりどりのヴェネチアングラス。
チェスもチェス台も格好いい・・・。

 

 

目がチカチカ、その上見応えあるので目が泳ぎまくる。
私が好きなシリーズは下記の画像のコーヒーセット。

・・・・・一応値段を聞いてみた。

うん、ちょっと無理かな・・・。<今回の旅の合計金額+α 

 

 

スタッフのお兄さんにつきまとわれながら、目の保養を続ける。

 

目が覚めるような美しいグリーン。
こちらは軽く「桁」が違った(笑)。
もちろんどちらもセット売り。

 

 

美術館巡りをしている感じで、店内を楽しみました。
本当に職人技って素晴らしい。

いまとなってちょっと後悔・・・ペンダントの一つくらい買えば良かったかなあ。

もう一軒、同じようなお店に入ってみたけど、ここでも買わず・・。
購買意欲どこいったんだろう??
あまりにもダイナミックな作品を目の前にすると・・・気力が奪われてしまう。

 


 

 テンション上げすぎて喉も渇いたし、何よりも主人のトイレ休憩の為、
島のサン・ベルナルド広場にある「OSTERIA AI BISATEI」へ。

 



運河沿いから一本道を入ると、民家が建ち並ぶ広場へ。観光地とはお世辞にも言えない。
広場にはベンチがあり、地元のおばあちゃんが結構大きな声で歌っていた。

くたびれた足を休めようと思い「オステリア」の中へ。

 

 

カフェをして一休み。

と思っていたら隣に立ったおじさん達(3人)が皆一様に「グラスワイン」をオーダー。
あ、一人は「体がまだ本調子じゃないからジュースにする」と言ってたな。<ニュアンス解釈

 

 

上の画像がデキャンタに入った白ワイン。
もちろん赤ワインもある。

 

このワインをみたら・・・何故か飲みたくなった。無性に。

 

渋いおじいちゃん(店主)に「これと同じの頂戴!」という。
愛想のいい店主は「あいよ!」ってな感じで小さいグラスに注いでくれた。



これが想像以上に飲みやすくて美味しかった!


フルーティでサラッとしていて、あのデキャンタ一つ分くらいなら余裕だと思う。

 

 

二杯目をお代わりした(この間 主人@ toilet)。

次に注いでくれたのは、「ルパン三世」のトレーナーを着たお兄ちゃんだった(若い!)。
カタコトの英語を話してくれるので分かりやすい。

なみなみと注いでくれたので嬉しかった。

するとおじいさんが「無言」でポテトを差し出してくれた。


このポテト・・・めちゃくちゃ旨い!

軽く焼いてあるんだけど、甘みがギュッと詰まっていてびっくりした。
ふかふかで温かい。
適度な塩気もワインに合う。

ここでようやく主人が帰ってきた。

「あれ?俺の珈琲は?」

そんなもん飲んだにきまってるだろ。
熱いエスプレッソがぬるくなるやん!

短時間の間にワイン臭漂う妻をみて主人はどう思ったんだろう・・。


 

さて次の島へと移動です。

主人がどうしても譲らなかった「ブラーノ島」へ!