「LUCCA駅」からはタクシーへと乗り込みます。
何せ日帰り旅なので時間が惜しい!
ルッカは歴史的にも古い街で、ローマ史オタクの主人にとってはとても魅力ある場所だが、長くなるのでその辺は割愛する。
16-17世紀に作られた城壁で囲まれた街並みがとても美しいらしく・・・
まず、主人の選んだ行き先は「グイニージの塔」だった。
タクシーのおじちゃんは、どんぴしゃりの場所へと連れて行ってくれた。
駅から Torre Guinigi (グイニージの塔)までは8ユーロ。
私は私で、街を散策したいので・・・お互い別行動することに。
チケットを買い、塔の上までは階段を上る。<これがイヤだった(笑)
ちなみに3.5ユーロと比較的 お安いチケット価格だ。
ところどころに可愛らしい色使いの絵が飾られていて飽きることがなかったらしい。
階段もさほど狭くもないのでのんびり上れる。
ラストスパートだけが狭い・・・。
下から見た感じ。
ちょい暗い印象だけど、アドベンチャーゲームのようなワクワク感があったとのこと。
塔の上には木が植えられています。
夏場の陽射しからも遮ってくれますね。
上りきると、ルッカの街並みがどれほど可愛くて魅力的かがわかる。
素敵です
屋根伝いに走りたくなる衝動にかられる。
ルッカは教会の数がすごく多いらしく、この城壁内に100以上もあるらしいのです。
時間があれば、あちらこちらを散策できるんだけどなあ。
ちなみに塔の一階部分では女性の方が一人で編み物真っ最中。
昔ながらの編み機を使い、ゆっくりじっくり編み続けています。
可愛いエプロンやマフラーに心惹かれました。
20分くらいウロウロと迷った挙げ句、何も買わずにさよなら!しました。
隣の手作りアクセサリー屋さんでは、個性的なものがずらり。
これもその内の一つ。
なかなか面白い方で、作業場や作品を色々見せてくれました。
このピアスは良かったなあ。
静かで細い道を歩き、嗅覚を研ぎ澄ませ?ていると、少し大きめの広場に出ました。
子供たちが不思議そうに見てくる・・・。
ふっと見上げると、そこは「市場」でした。
それもかなり年季の入った市場・・・。
この市場、肉屋、魚屋、お菓子屋、パスタ屋などなど個店舗がぐるりと配置されています。
その内の一つがチョコレート屋さん。
後々合流した主人は、ここでどっさりと購入していきました。
全部量り売りです。
親切そうな、ちょい強気?のマダムが「これも美味しいわよ、これはヘーゼルナッツ!」と
いちいち説明しながらカゴへと放り込んでくれました。<あれ?
とてもリーズナブルな価格で買いやすかったし、種類も豊富でしたね。
さて、そろそろお腹も空いてきました。
ルッカの中心部(繁華街的な場所)へと向かいます。