お腹も満たされ更に島を散策することに。
レストランを出て、しばらくその景色にうっとりしていると・・・主人が「あれ?」と一方向を指しました。
「ん?何なに?」
その指の先には・・・・そう今回ブラーノ島に来た目的の一つ
「猫」です。
ブラーノ島は有名な猫島でもあります。
今回は冬ということで余り期待していなかったのですが、第一猫様発見ですっごく 嬉しかった。
悠々と歩いている姿。
頑張って拡大して撮影。
おお!凛々しい顔しています。ボスの風格有り。
私達とこのボスの間には水路があり、近寄ることができませんでした。
しかし、まだ他の猫に会えるのではないか?と期待感が膨らみます。
目の端で猫を探しながらも、島を観光しました。
こちらはヴェネチアンレースの専門店。
小さなレース飾りもなかなかのお値段。
特に欲しい!っというものに出会えなかった。
目の覚めるような赤の家。
塗り立てほやほやな感じがします。
少し路地を抜けると大通りに出ました。
手前の「EMILIA」は高級ヴェネツィアンレース製品を販売しています。
おばあちゃんが一生懸命編んでらっしゃる姿を拝見しました。
当然ながら、簡単に買えるシロモノではありません。
何度かストールなどを試着したりと楽しませてもらいました。
猫センサーをビンビンに立たせている主人がまたもや発見。
角地のレストランでお客さんにすり寄っているちょっと大きな猫。
お客さんから何かもらえるのかなと期待しているんでしょう。
普段からもらっているんだろうね。
人なつっこい仔なので近付いても警戒しない。
それよりかすごく懐いてくれる。
しまいには腹までみせてくれる大胆な仔でした。
私は他のお客さんたちの前で猫に没頭。写真撮りまくり。
結局、抱っこまでしちゃいました。
見た目よりも軽く、ふわっとした抱き心地。
おとなしい・・・・・嬉しい!!
すっかり緊張もほどけてきています。
大満足です。
結局、レストランのお客さんの足元でひなたぼっこを始めました。
「いや~、いい思いさせてもらったわ~」
ホクホク上機嫌で歩いていると、主人がいきなりダッシュ!
あっという間に水路にかかる橋を越えていきます。
何が何だか分からない私。
「猫おった!」
遠くから叫ぶ主人。
・・・・・・・私には猫センサー、ついていないのでしょうか。
主人とはぐれ・・しばらくブラブラと猫を探していると・・・居ました!
お店の角に堂々とくつろいでいる黒猫さま。
貫禄たっぷりです。
ビロードのような艶。
眼は鋭い光を放っています。
主人はきっとこの猫を見つけ、追いかけ始めたんだろうな。
けど、通り過ぎてしまったんだろう。
しばらくして息を切らした主人と合流。
「あんた・・・通り過ぎてったんだよ・・・」
しばらく撫で撫でしていたら、再度散歩を始める黒猫さま。
結局はチェアの一つを陣取りお昼寝タイム始めました。
ブラーノ島に来て良かった!
こんなたくさんの思い出が作れてすごく感謝します。
そろそろ陽射しも傾いてきました。
名残惜しいですが、ブラーノ島から本当へ向けての船に乗り込みました。
またいつか再訪することを誓って・・・。
ちなみにお土産は「EMILIA」(船着き場近くの支店)で「テーブルクロス&ランチョンマット」を購入。
シンプルな美しさと、控えめなレース使いがグッときました。