八島ビジターセンター

長野県のほぼ中央、霧ヶ峰高原の八島湿原を中心とした地域の最新情報をビジターセンターからお届けします

神の田んぼ

2007年05月13日 | Weblog
昨日、御柱のお話をしましたのでもう少し八島ヶ原湿原と諏訪大社との関わりについてお話したいと思います。湿原、自然が作り出した大きく平らな原を見て昔の人々はそれを神が稲を育てている田んぼだと考えました。そして、人々はその神を自分たちの田んぼに来てもらうよう春になると里に呼び降ろしました。諏訪大社下社の春宮と秋宮は里に降りてきた神の宿として作られたそうです。春になると霧ヶ峰から里の春宮に神を降ろし、秋宮への引越しを経て、秋に山に返したのです。このとき、旧御射山神社では取り入れ前の最後のお願いをする御射山祭りが行われました。

長野県には小谷村にも神の田圃という名前の湿原があります。また、王滝村と志賀高原には田の原湿原があります。湿原は昔から人々に田んぼを創造させてきたようですね。


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