歴代☆開山バッジ

　　　　　　　　　　　　
開山バッジというものがあります。１９８３年から毎年毎年、湿原周りに咲くお花をバッジに描いています。

８３年からだから２８個・・・。
カウンター後ろにズラリとならべてみました！２８個って、結構な数です。２８年間の記録・・・。時代？によって形や雰囲気が違うのが面白いです。

歴史を感じる開山バッジ。みなさんはどれをお持ちですか？

　　　　　　　　　　　　
ちなみに今年はツルコケモモです。湿原の中に咲くお花です。もう少ししたら、小さなお花を咲かせます。

来年はどんなお花が題材になるのでしょうか？？ちょっと楽しみですね。


　　　　　　　　　　　　
「う～ん、いいねぇ。」

ま

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月とシュレーゲル

昨日は毎月恒例のフルムーンミーティングでした。
夜の湿原を月明かりだけを頼りにゆっくりと散策するイベントです。

昼と違って目で情報をつかむことができないため、自然と耳や鼻を使った感覚が鋭くなります。

ちょうど今はシュレーゲルアオガエルの繁殖期。

カラララ、コロコロコロとなんとも心地の良いカエルの声が夜の湿原に響き渡っていました。

月は雲に中にあってぼんやりとしたおぼろ月夜でしたが、池の中からカエルたちも月明かりを感じているのかな・・・。


最後に今回の参加者のみなさんから感想を聞いて記念撮影。
みなさん思い思いに満月の八島湿原を味わっていただけたご様子でした。

来月は6月26日(土)開催です。フルムーンミーティング


みつい

　　　　
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つぼみ発見！

　　　　　　　　　　
湿原前の広場のズミがつぼみをつけていました。赤くてかわいらしいつぼみ・・・。これが開くと真っ白な花になるのです。ズミは湿原周りにたくさんありますが、つぼみを見たのは今年初めてです。広場横は早いのかもしれません。御射山のズミはまだつぼみをつけていなかったような・・・。

　　　　　　　　　　
一昨日と昨日の大雨で御射山前はこのようになりました。
浸水！
大雨の影響で観音沢はかなり増水しました。でも雨の止んだ後は短時間で水位がかなり下がりました。雨が降ると一気に流れ出るっていうのがよくわかります。もうちょっと小出しにしようよ・・・とも言いたくなってしまいます。このまま雨が降らなければ水位はどんどん下がるでしょう。変化のめまぐるしい観音沢なのです。

　　　　　　　　　　
さて昨日の正解は・・・

ヤドリギでした！木の枝なんかに丸くなってくっついているヤドリギ。その姿は有名ですが、そんなヤドリギにも花がつくのです。ヤドリギの花なんて、私は初めて見ました。まだ咲いているかな？双眼鏡があれば見れるので、見てみてください。

ま
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今日のヒトコマ

八島ヶ原湿原ライブ映像
昨日からずっと雨が降り続いています。観音沢の水位もかなり増してきました。
雨なので外に出られず、ふとライブ映像を見ると↑のようになっていました。

雲がとても低いところを通っています。雨のせいで西ドームと東ドームの間の谷間に水が溜まって、池の様になっています。

個人的に「とても低いところを雲が通過する光景」は面白くて好きです。もうすこし雲が低くなると、「湿原前の広場（湿原よりも高い場所にある）は雲の中。でも湿原は雲の下」ということが起きます。その光景がなんとも言えず不思議だなぁと思うのです。

　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　
さて問題です！これはなんの花でしょうか？？


正解は・・・
　　　　　　　　　　


ま

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季節は進んでいます

　　　　　　　　　　
昨日の夕方の写真です。
夕方の太陽と新緑がとても綺麗です。
昨日の夕方はシュレーゲルアオガエルの声が静かな湿原に響いていました。湿原に近づかなくても、駐車場から聞こえるくらいの大合唱でした。シュレは夜中も鳴いているらしく、１２時近くなっても星空の下で声が聞こえました。
シュレの声が聞こえるのは今の時期だけ。もっとお花が多い時期だとこの声は聞けないのです。

季節は進んでいます。
湿原周りのお花の種類が増えてきました。木道脇にはタチツボスミレやサクラスミレ、旧御射山神社前にはニリンソウの小さな花。鷲ヶ峰の登り口にはアケボノスミレ。鎌ヶ池近くにはヒメイチゲやタテヤマリンドウ。湿原内もよくみるとショウジョウバカマが咲いています。春のお花は小さくて目立たないかもしれませんが、探してみてくださいね。

　　　　　　　　　　
ショウジョウバカマ

ま


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咲いたよ！

前々回の時期で書いた謎のサクラが咲きました！

なんだろう？
御射山の上や、ビーナスライン沿いのカラマツ林の中に生えているサクラと同じような感じ。お仲間？誰かが運んで来たのでしょうか。
早く葉っぱが開かないかな。葉っぱ開いたらなんの種類かわかりますよねきっと。

このサクラがあんまり気になったのか、夢にまで出てきました。「なんだろう？？」

　　　　　　　　　　

実はもう一本、同じように花を咲かせた小さな木を見つけました。今年初めて花を咲かせたのかもしれません。去年まで気づきませんでしたし。
毎年毎年発見があります（私は２年目ですが・・・）
日々移り変わっているのですね。


ま


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ここに生きてる

ビジターセンター前のバス停脇に小さな木があります。
とても小さい小さい。
たぶんヤナギでしょう。コンクリートの隙間からまっすぐ立っています。
こないだ見た時は枯れ木だったのに、今日見たら結構葉っぱが開いてきていました。
　　　　　　　　　
ほらしっかり。

ヤナギは種をたくさん飛ばします。八島周辺も、もう少ししたらふわふわ飛ぶヤナギの種がたくさん見られます。
そんな種たちの発芽可能な日数はとても短く、ある一定の期間（たしか二日）を過ぎれば発芽率はぐんと低下してしまいます。一定の期間以内に適当な場所に降り立たないと、生きていけないのです。それに、せっかく発芽しても芽はとても小さいので、ふとしたことで死んでしまいます。
たくさん種を飛ばしても、生き残るのはごくわずか・・・。普段目にしているヤナギの木は本当に幸運な木かもしれません。

ビジターセンター前で育っているこの木は、数年前にこの場所に偶然落ち、誰にも邪魔されずにここまで大きくなることができました。
果たしてどこまで大きくなれるでしょうか。

今後大きくなっていけば、コンクリートという物体に邪魔されますし、バス停という立地も大きく影響するでしょう。

そのときが来るまで温かく見守っていくつもりです。


ま
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今年はどうかな？

(昨日の夕方）

今日の八島湿原の最低気温は－5.6度でした。
霜柱もばりばり立っていました。私は見ていませんが、氷もはっていたようです。日射しはありますが、風がとても冷たいです。真冬の手袋をしてしまいました。

今日は冷え込むと前日の天気予報で言っていたので、霜を心配していました。というのも、湿原横のミズナラ林の中に不明なサクラの木があるのです。

サクラということはわかるのに、何ザクラかわからない・・・。去年花を咲かせるまで、誰もその木の存在に気づいていなかったようです。

去年は花が咲いて、葉が出ようとした時に霜にやられてしまいました（花が先に咲くようです）。結局なにかわからずじまい・・・。
今年は霜にやられないでね！
　　　　　　　　　　
もうちょっとで咲きそうなんです。

ま
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隔たり

　　　　　　　　　　　　

朝、湿原の木道を歩いていたら、湿原から一羽のトビが飛び立ちました（シャレじゃないよ）。
よく見ると足に何か掴んでます。一瞬だらりと伸びた２本の足が見えた気がしました。カエル。

その後、トビは湿原の中に降りて獲物を食べ始め、食べ終わるとどこかへ飛び去ってしまいました。


その一連の流れは、木道に立っている私の目の前で起きました。

隔たりを感じました。

私と動物たちの間に隔たりを感じました。
なんで私は湿原の周りに敷かれた木道に立って、生き物が必死で生きようとしているのを眺めてるんだろうと思いました。
これじゃショーを見てるみたいじゃん。


ヒトは自然のサイクルにうまくはまっていないなと感じています。
自然のサイクルからヒトはだいぶ外れていると。

だけど自然（ひとくくりにしてしまいますが、ヒト以外の生き物などです）とヒト、両者はたしかに同時に存在して、お互いに影響し合っています。
ベースは同じで、違ってたり外れているように見えても腹の底には地球の法則が根付いてます。

どうしたらみんな仲良くできるかな？
他の種の営みをショーのように思ってる限りはそんなことできないんじゃないのかな。













ま
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シュレシュレ

　　　　　　　　　　

今日は雨と霧。
鷲ヶ峰の斜面をなめるように雲が上がってくるのが見られます。
平日なこともあって、車の台数も少ないです。
個人的に雨と霧のコラボは、神秘的で雰囲気良いと思うのですが・・・。


さて、数日前から有名なあのカエルたちが鳴き始めました。



シュレーゲルアオガエル


（両腕につけているのは八島ビジターセンターオリジナルカエルウォッチ。ココでしか手に入らない貴重なアイテムです。宣伝。）


カララララとかコロロロロとか聞こえる（もののけ姫のコダマのような）声で鳴きます。
湿原の池周辺でよく聞こえます。
結婚シーズンですね。

シュレーゲルアオガエルの声は来月いっぱい楽しめます。
霧と雨の湿原で聞くシュレの声・・・。
神秘的な雰囲気をあじわってみませんか？

ま

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