八島ビジターセンター

長野県のほぼ中央、霧ヶ峰高原の八島湿原を中心とした地域の最新情報をビジターセンターからお届けします

御射山祭

2018年08月27日 | Weblog
今日は8月27日。
この日は八島湿原の御射山にある旧御射山(もとみさやま)神社のお祭り『御射山祭』が行われる日です。
山の神様に五穀豊穣や日頃の感謝を捧げます。







祭事では甲冑を着て殺陣を行う甲冑演武や鹿を狩る姿を再現した草鹿(くさじし)というものが神様へ奉納され、シンプルに粛々と執り行われました。







昔は全国各地から武将などが集まり盛大に行われていたこのお祭り、今は小さく執り行われるようになったとはいえ鎌倉時代から続く伝統あるものです。
そんなすごい祭事が八島湿原で行われているのですから、なんだか身が引き締まります。
これからも目に見えないものへの敬う心、感謝の心、大切にしていきたいです^^

やまなしじいさん^^

2018年08月24日 | Weblog
八島ビジターセンター館内では昨年からこんな体験型展示を始めています。



『やまなしじいさんに花を咲かせよう!』

八島湿原にある御射山という所の小さな祠の前にはヤマナシの木(アオナシ)があります。
そのヤマナシの木は「やまなしじいさん」と呼ばれ八島の人気者^^

古くから八島湿原を見守ってきたやまなしじいさんに、現代を生きる私たちがメッセージを託すと花が咲くのです。
今年も春の開館と共に始めたこの体験型プログラムは、たくさんの方が参加してくださったおかげで徐々に花を増やし今ではほぼ満開!
やまなしじいさん、皆さんに出会えてとても喜んでおります!






御射山にある本物のやまなしじいさんは5月に白い綺麗な花を咲かせ、今は深緑の葉と実を付けています。







八島湿原にお越しの際は御射山とビジターセンター両方のじいさんに会いに来て下さいね^^♪










夏から秋へ。

2018年08月21日 | Weblog
湿原を散策していると爽やかな秋風が通り抜けてとても気持ちが良いです^^
夏の花はそろそろ終わりを告げ、秋の花へと主役が移りそうです。



空を見上げると雲は秋の雲となり、聞こえてくる虫の声も秋の虫。
ススキは赤穂から銀の光り輝く色へと変わろうとしています。





信州の夏は短いですが、高原の夏はもっと短いですね^^
今年もまた静かな八島湿原に戻る日が近くなってきました。


あ~、夏休みですね^^♪

2018年08月13日 | Weblog
おそる、おそる。
そ~~っと、そ~~っと。
優しく、なでなで。

その感触はもちもち、すべすべ、柔らかい。









触れると「ピクッ!」と反応する子もいれば、「・・・。」無反応の子もいる。

姉:「柔らかくてかわいい~~❤」
妹:「あっ!動いた!!かわいい~~っ❤」
父:「優しくなっ。優しく触るんだぞ(焦)」

幼虫に触れるたびにテンション↑↑姉妹(笑) ←気持ち、すごく分かります。
キアゲハの幼虫を楽しそうに観察するご家族の一コマでした。

あ~、夏休みですね^^♪

花の最盛期です♪

2018年08月06日 | Weblog
八島湿原は夏の花と秋の花が混ざった状態で花の最盛期を迎えています。
そして、人気者のヤナギランは今が見頃です!
その他にコオニユリやアサマフウロ、アザミなどたくさんの色鮮やかな花々が咲いていますよ。
アサギマダラやキアゲハなど美しい蝶もたくさん飛び交いはじめ、湿原内がとても賑やかです。
みなさま、ぜひ八島湿原へ遊びにお出でください^^

しかし、なかなかお出でになれない方のなめに今回は今の八島湿原の様子の一部分を写真で一気に大公開!!
どうぞ、お楽しみください♪^^♪


広場から見る八島ヶ池


ヤナギランの群落


人気者のヤナギラン


ヤマハハコ


コオニユリ


ツリガネニンジン


アサマフウロは今が見頃です!


人気者のマツムシソウ


ノアザミ


渡りの蝶であるアサギマダラがたくさん八島を通過中!


見た目の華やかなキアゲハ


いつも清々しい鎌ヶ池



【第10回 霧ヶ峰インタープリター養成講座】参加者募集中!!

2018年08月02日 | Weblog
霧ヶ峰インタープリター養成講座、参加者募集中です!

今年は10/2(火)、10/3(水)、10/4(木)の3日間の開催です。

募集締切は9月17日(月)17:00まで。

詳しくはこちらをご覧ください。



★☆★霧ヶ峰インタープリテーション養成講座とは★☆★

毎年秋に開催している霧ヶ峰を案内するインタープリター(平たく言えばガイド)を養成する講座です。

講座3日間の中で講義や野外実習、実際にプログラムを発表したりと、霧ヶ峰インタープリテーションの理念を学んでいただきます。

インタープリテーションとは「通訳」「翻訳」という意味です。

インタープリターはインタープリテーションを行う人のことで、自然解説の現場ではよく「自然と人の橋渡し役」と表現されるなど、自然からのメッセージをわかりやすく、その人自身の言葉で伝えます。

霧ヶ峰インタープリター養成講座について詳しく知りたい方はこちらか、霧ヶ峰自然保護センター0266-53-6456へお問い合わせください。