以前の記事で「この写真のこの部分が気になります。この植物はこのブログにたびたび登場しているあの植物です。」みたいなことを書きました。
そしてその後このことには触れてきませんでした。
すみません。
少し旬な時期は過ぎてしまいましたが、書きたいと思います。
この植物は、もちろんこれです。
前回の記事もシシウドでしたが、今回もシシウドです。
今まで花に集まる虫や葉を食べる虫などについて書いてきましたが、今回は「袋」の部分について書こうと思います。
シシウドって「袋」から伸びます。
「袋(葉柄のねもとの部分)」
この袋、見たことある人も多いでしょう。この袋が開いてまた袋が出てきて、最後の袋からは小さな花の集まり(花序)が出てきます。↓↓↓
で、その袋ですが、袋が開く部分の重なりがシシウドによって違うのです。
一番上の写真を見ると向かって左側が手前に来ています。
「へぇ」と思って別のシシウドを見ると
このシシウドは右側が手前に来ています。
よく見てみたら「左側が手前」のシシウドはその個体の他の袋も「左側が手前」。
「右側が手前」のシシウドは(以下略)
これを言いたかったんです!!
遺伝でしょうか?私は専門家ではないので難しいことはわかりませんが、「左側が手前」タイプと「右側が手前」タイプがある(のではないかな?)ことをお伝えしたかったです。
みなさんも見てみてください~。
ただし!!これは完全に言い切れることではありません。私が八島湿原の周りでちょこちょこっと見てそう思っただけです。たまたまそのシシウドがそうだっただけかもしれません。
実際、上の方は左右入れ替わっていたというシシウドも見つけました。
言い切れません^^;
もうこの袋を観察する時期は過ぎてしまったかもしれません。
また来年、みなさんが覚えていたら見てみてください。
ちなみに、同じように袋から伸びるノダケは
私はまだ「左側が手前」のものしか出会っていません。他のノダケではどうでしょうか。
ノダケのシーズンは今なので、ぜひ注意してみてみてください。
長くなりましたが、小さな発見の報告にお付き合いいただきありがとうございました。
ま
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