八島ビジターセンター

長野県のほぼ中央、霧ヶ峰高原の八島湿原を中心とした地域の最新情報をビジターセンターからお届けします

虹の彼方に

2005年08月29日 | Weblog
Over The Lainbow
虹の彼方には共感する喜びを通してお互いを目的として捉えることが出来るような世界があるのでしょうか。もしそうだとすると目的の国はわりと身近にあるような気がしますがそれは自然の中だけでのことかも知れません。
虹の彼方にある幸せが私たちにも訪れるといいですね。

帰化植物

2005年08月26日 | Weblog
八島ケ原湿原やその周辺には帰化植物の種子がたくさん落ちています。湿原の乾燥化や草原の裸地化は帰化植物に発芽の機会を与える可能性が高いと言われていますが、湿原や草原の環境が健全に保たれていれば新たな種子の発芽は最小限にとどめることができるでしょう。
写真はセイヨウオトギリです。八島湿原での分布はまだ僅かですが今後の変化には十分に注意したい植物の一つです。

ガイドウォーク

2005年08月23日 | Weblog
ビジターセンターでは午後12:15~1:15 / 1:30~2:30 / 2:45~3:45の3回、八島ケ原湿原を散策しながらその時々の特徴あるポイントを分かりやすくお話してあまり気づくことのない自然の営みを感じていただけるようにご案内しています。
参加費用 お一人1時間500円(保険料含む)。
学校行事、団体などの方には時間や目標などのご希望に沿った内容でご案内いたしますのでご相談ください。

最新情報

2005年08月21日 | Weblog
ビジターセンターでは毎日の開花情報や動物達のフィールドサインなど八島ケ原湿原の最新情報を掲示しています。近隣の山荘案内や気象情報も提供していますので八島ケ原湿原にお出での節は是非お立ち寄りください。

秋の気配

2005年08月19日 | Weblog
八島ケ原湿原の周りにはススキが目立つようになりアキノキリンソウやタムラソウが咲き始めました。夏の花、アカバナシモツケやワレモコウは終わり始め八島ヶ池の水面も少しずつ空の色を写し始めています。
アキアカネの飛び交う日中はまだまだ暑くても朝晩は大分涼しくなり身の回りの変化を知る度に秋の気配を感じます。

サナギ

2005年08月16日 | Weblog
セスジスズメの幼虫がサナギになりました。
マクロに見ると緑色の草原にたくさんの花が咲いている夏の高原ですがミクロに見るとその中では生命の営みがここ彼処で行われていることに気づきます。

キリギリスの♀

2005年08月13日 | Weblog
八島ケ原湿原の7月はバッタの「キチキチ」が聞こえて来ますが8月に入るとバッタ達よりもキリギリス達の「スイーッチョ」のほうがたくさん聞こえて来ます。
「スイーッチョ」はキリギリス的に考えると「チョ・スイーッ」でしょうね。

今週の八島湿原

2005年08月11日 | Weblog
咲いている花
コウゾリナ/キンミズヒキ/ヨツバヒヨドリ/ネジバナ/ナンブアザミ/セイヨウオトギリ/ノダケ/ノハラアザミ/アレチマツヨイグサ/ヘラバヒメジョオン/コオニユリ/コバギボウシ/ヤマホタルブクロ/キリンソウ/ミヤマシシウド/コウリンカ/ハクサンフウロ/ノアザミ/ミツモトソウ/ヤマトラノオ/ノコギリソウ/アカバナ/マルバタケブキ/オオアワダチソウ/ヒメジョオン/ヤマハハコ/エゾカワラナデシコ/オミナエシ/ツリガネニンジン/タチフウロ/シラヤマギク/フタバハギ/アカバナシモツケ/マツムシソウ/シュロソウ/チダケサシ/クルマバナ/クガイソウ/マルバハギ/オトギリソウ/ヤナギラン/キオン/クサレダマ/エゾシロネ/ナガボノアカワレモコウ/イブキボウフウ/イワショウブ/エゾウメバチソウ/サワギキョウ/アサマフウロ/ヤブジラミ/フシグロセンノウ/キリガミネアキノキリンソウ/ハンゴンソウ/メタカラコウ/クサフジ/イヌゴマ/ツクバトリカブト/キセルアザミ/ミヤコアザミ/ETC

確認できた鳥
ビンズイ/ホオアカ/ウグイス/トビ/イカル/カイツブリの親子/カルガモの親子/イワツバメ/ETC

確認できた昆虫
ヒョウモンチョウ/キリギリス/コオロギ/ジャノメチョウ/ハナアブ/アブラゼミ/バッタ/アキアカネ/ETC

トモエソウへ続く道

2005年08月09日 | Weblog
湿原の中に咲いているトモエソウに向かって木道から一本の踏み跡が付いています。早朝にお出でになるカメラマンの方々の中のほんの一握りの良識のない方の仕業です。とても残念なことです。
朝の空気を体中で受け止めて植物達の息吹を感じ取ることが出来ればこんなことにはならないのですが、、、。

でっかい幼虫

2005年08月06日 | Weblog
セスジスズメの若令幼虫です。体長約80㎜、八島ケ原湿原ではヤナギランの葉を食べています。
大きくてつるつるしていて黒くて黄色い斑点があり図鑑で調べればすぐに分かりそうなものですが分かるまでに1時間くらいかかりました。
幼虫の色彩が問題でした。黒ばかりではなく薄茶色や緑色、緑褐色などがあるようです。しかし若令幼虫は一様に黒色で眼状紋がすべて黄色です。