八島ビジターセンター

長野県のほぼ中央、霧ヶ峰高原の八島湿原を中心とした地域の最新情報をビジターセンターからお届けします

カラスの行水

2014年10月29日 | Weblog

とてもよく晴れました!八島湿原です。八島ヶ池も透明感のある青色をしています。


わかりますか?車山の気象レーダーが池に映っています。


朝は冷え込みましたが日中は気温があがりました。ぽかぽかと気持ちの良い日です。

ぼーっと池を眺めていると


バシャッ バシャバシャバシャ 

何か聞こえます。


よく見ると池の浅いところでカラスが水浴びをしています。岩からぴょんと水の中におりて、数回ばしゃばしゃ。また岩の上にもどって、しばらくしてからまたばしゃばしゃ。


この二羽のハシブトガラス。翼の手入れをしています。


漁るゴミもなく、嫌われることもなく、生きています。
スローライフを満喫しているみたい。


里のカラスよりものんびりに見える、お山のカラスたちでした。




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木道下のタイムカプセル

2014年10月28日 | Weblog

今朝はなんと-6.4度でした!空気がキリリと冷えて、とっても寒い!そしてこんな快晴のキリっとした夕方は夕焼けが美しい!
写真は赤く染まった鷲ヶ峰です。
この写真が登場するようになりました。ビジターセンターの閉館の近さを感じます(毎年この時期は赤く染まる鷲ヶ峰の写真を多く上げている気がします)

今年の閉館は11月3日(月)です。宜しくお願いします。


さて、お伝えしていませんでしたが、諏訪市側の木道は修理中です。一周は問題なくできます。写真は鎌ヶ池付近。木道をとっぱらっての作業です。(写真は一昨日)

そう、今は木道の下が丸見えだったりします。そのあらわになっている木道の下の部分(つまり本当の地面)をよく見ると・・・

かなり時が経っていると思われる弁当箱のゴミが。
それもいくつもあります。

これ、今の木道ができる前のゴミではないでしょうか。


私はここ数年の八島湿原・霧ヶ峰しか知らないのですが、以前はゴミがすごかったようです。
お弁当箱を食べ残しが入ったまま置いていくとか、お菓子の袋を捨てていくとか、
外に置いてあるごみ箱は一日でいっぱいになってしまったようです。



この年季の入った看板もゴミがたくさん捨てられていた時代のものでしょうか^^。湿原を一周しているお客さんがこの看板を写真に収めているのを何度も目にします。妙に引きつけられるものがありますよね^^。


今は「ゴミは持ち帰る」「ポイ捨てしない」この考えが浸透してきていているので、以前に比べればゴミをあからさまに捨てていくことは減ってきています。
(もちろんゴミはなくなっていませんし、どうしても見つけます。でも以前に比べればかなり減ったとのことです)


木道の下には当時の姿が隠れていました。
タイムカプセルのようです。
私の知らない時代ですが、タイムカプセルが教えてくれました。



☆ゴミをお持ち帰りいただきありがとうございます。
☆拾ってくださっている方々、ありがとうございます。






変化。

2014年10月25日 | Weblog
同じような場所から撮影した写真を集めてみました。


7月11日撮影


9月21日撮影



10月18日撮影


こう比較すると、手前に写っている植物の変化や全体の色の変化、同じ晴れた空でも雰囲気が全然違うのが面白いですね。

第6回霧ヶ峰インタープリター養成講座、終了しました。

2014年10月22日 | Weblog

※室内での講義の様子。


第6回霧ヶ峰インタープリター養成講座、終了しました。今年は8名の方が修了されました。これまでで100名以上の方がこの講座を修了されたことになります。

この講座は霧ヶ峰ビジターセンター連絡会の主催により、平成21年から毎年開催されています。
「霧ヶ峰インタープリテーション」を学ぶ3日間。
プログラム作成と発表が3回もあるので、少々大変だったかもしれません。

受講生のみなさん、おつかれさまでした。

今回も南アルプス生態邑所長の大西信正さんに特別講師としてお越しいただきました。ありがとうございました。



今回修了されたみなさんが霧ヶ峰でご活躍されることを期待しています。研修、アシスタントとまだステップがありますが、頑張ってください!





霧ヶ峰インタープリター養成講座2日目。

2014年10月20日 | Weblog
今日は昨日に引き続き、霧ヶ峰自然保護センターで霧ヶ峰インタープリター養成講座を行っています。

昨日の快晴と違って、今日は気温が低く曇り時々雨がちらついています。

寒い中ですが、受講生もスタッフも自然に対していろんな思いを持って養成講座に参加されています。

2日目の今日は実際に受講生がプログラムを作って発表したり、救急救命講習を受けているみたいです。

受講生、スタッフのみなさん、頑張ってくださいね!!



私は今日は八島ビジターセンターというお家をお守りするためお留守番していま~すv(^^)v

1日目養成講座の様子はこちら




第6回霧ヶ峰インタープリター養成講座の初日でした。

2014年10月19日 | Weblog




快晴となった本日。霧ヶ峰インタープリター養成講座の初日でした。普段活動している八島湿原を離れ(といっても車で10分かからない)、霧ヶ峰自然保護センターで講座に(スタッフとして)参加してきました。

この講座は今回で6回目の開催となります。いままで100名近くの方々がこの講座を修了されました。そしてその中で実際に霧ヶ峰インタープリターとしてデビューされた方も少なくありません。


いま全国で「インタープリター」「インタープリテーション」という言葉が知られ、使われています。インタープリテーションは直訳すると「翻訳」や「通訳」ですね。こういう自然関係の現場では「人と自然の橋渡しをすること」という意味で使われます。自然(にかぎらないですが)のもっている目に見えないメッセージを人間の言葉で人々に伝えること。そういう「通訳」なんです。


で、霧ヶ峰ではどのようなインタープリテーションを行っているかというと、、、霧ヶ峰独自の「霧ヶ峰インタープリテーション」です。

「霧ヶ峰インタープリテーション」は広く知られているインタープリテーションと少し考え方が違うものです。もちろん全く別物という訳では無いと思います。ただ参加者(インタープリターも)の「心」の部分、霧ヶ峰から心が受ける影響の部分、を大切にしています。

霧ヶ峰インタープリテーションには理念・目標があります。

インタープリターとの「共感」を通して来訪者に霧ヶ峰の自然から「安らぎ」や「安心感」を得ていただくこと。


今回の3日間の講座ではここを学びます。

どうやったらこの目標が達成できるのか。この辺を座学と実習を通して知っていただきます。



今日は初日、講義と外に出て霧ヶ峰インタープリテーションを体験する実習がありました。




明日はいよいよ受講生のみなさんに実際にプログラムを作って発表していただきます。

みなさん、緊張すると思うけど頑張ってくださいね!

一輪残ったマツムシソウも応援しています。




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秋、深まる。

2014年10月14日 | Weblog
今日は台風一過のすっきり天気というわけではありませんが、

時々日差しが射すと、紅葉した木々が色鮮やかに輝いています。



湿原や周りの山々の色の変化を見ていると、最近は特に秋の深まりを感じます。

飛来してくる渡り鳥を見ては、そういう時期か・・となんだかしんみり。

八島ビジターセンターは残り半月ほどで今期は閉館いたします。

今のうちに八島を楽しんでおこうと、湿原へ出かける回数が増える今日この頃です。


まだまだ紅葉は楽しめていますよ。

どうぞ、お出かけください。






今日は雲の中。

2014年10月13日 | Weblog
今日の八島湿原は雲の中です。

台風の接近に伴い、時々雨が降り、やや風も強くなってきました。

ビジターセンターはお客さんの少ない静かな一日をただ今過ごしています。


台風は今日の夕方から明日にかけて最も接近する予定だそうです。

ビーナスラインの一部が通行止めになる可能性もありますので、注意してください。


嵐の前の静けさ。

2014年10月12日 | Weblog
台風19号がとてもゆっくりとした速度で本州にも接近してきています。

今は沖縄から九州へ移動しているみたいです。

みなさん、今回の台風は前回よりも強い勢力を持ってやって来ているそうです。

台風に備えて十分注意してください。


そんな嵐の前の静けさでしょうか。

今日の八島湿原は穏やかな空をしています。

紅葉を楽しむ人で久しぶりに賑わっています。




フルムーンと皆既月食。

2014年10月09日 | Weblog
昨晩は満月であり、3年ぶりの皆既月食が観測できる日でしたね。

皆さんはどのように夜を過ごされましたか?

家族や友達とわいわい楽しく?一人で静かにまったりと?それとも仕事が忙しく皆既月食どころじゃなかった?

それぞれ皆さん違った過ごし方があったかと思います


八島ビジターセンターでは今回もフルムーンミーティングを行いました。

出発時間前は、欠け始めた月が夜空にはっきり浮かび、ちょうど八島ヶ池に映し出されてとても神秘的な雰囲気を醸しだしていました。

出発時間になると月は完全に地球の影に覆われ、霧に包まれた八島湿原は距離感覚がわからなくなるくらい真っ暗でしたが、

真っ暗な中でも肌で霧を、耳で動物の声を、鼻で湿原の香りを、心と体で自然を感じることができます。



月の光が徐々に戻ってくると、風でゆらぐ霧がぼんやり見えてきます。

月は時折、ちらりちらりと霧と雲の間から姿を見せていましたが、その度に満月本来の姿に戻ろうと少しずつ太っていきました。

今回も面白い表情を見せてくれた夜の八島湿原と満月のコラボレーション。

参加者の方達には、非日常に癒され、楽しんでいただけたのではないでしょうか。


無事にイベントが終了した時には、だいぶ体が冷えきっていることに気づきました。

秋は深まり、もうすぐそこに冬が近づいてきているのですね。

今年のフルムーンミーティングは今回でお終い。

ちょっと寂しいですが、また来年が楽しみです。

また、夜の八島湿原でお会いしましょう。