9月に入りましたね。里や街はまだ残暑で暑い日が続いているのでしょうか。
八島湿原は、9月に入った途端に気温が下がり始めました。朝夕は秋というより冬に近い気がします。
昨日の夕方の八島湿原です。風が冷たくて指がかじかむくらいでした。ですが、今年は梅雨が明けてから雨ばかりだったので、こんなに綺麗な夕日を見れたのは久しぶりでした。
湿原も少しずつですが、色が薄くなり始めています。植物の中にはすでに紅葉が始まっているものも見かけますよ!
これはヤマブドウの葉です。赤色がとても目立ちます。
フウロソウの葉っぱです。お花も綺麗ですが、秋は紅葉も素敵です。
紅葉は樹木だけではありません!足元にある葉っぱにもぜひ、目を向けてみてください。こんな綺麗な色になるんだと、たくさんの発見があるはずです!
夏も終わり、秋のお花がたくさん出てきました。
八島湿原の秋のを代表するお花といえばこれですよね。
今、マツムシソウはピークといって良いかもしれません。木道の脇に沢山咲いています。
ちなみにマツムシソウの「マツムシ」とは、スズムシやマツムシの事だそうです。
昔(どれくらい昔なのかは分かりませんが...)、マツムシとスズムシが混同されていた時代があったそうで、その虫が鳴くころに咲くため「マツムシソウ」と名がついたそうです。
まさしく、秋のお花の代表格ですね!
秋は夏よりも短いです。あっという間に終わってしまいますので、秋の八島湿原を味わいたい方はお早めに!
(西)