最近湿原を歩いているとズミの枝に写真のようなつぶつぶを見つけることがあります。
これはオビカレハというガの卵です。
オビカレハは孵化してしばらくは集団で生活します。木の枝にテントのように糸で幕を張り、その周辺でみんなで集まって生活する姿は「うわ・・・(@_@;)」と思ってしまう方が多いかもしれません。小さな毛虫がうじゃうじゃとかたまって動いているので^^。
このオビカレハ、その見た目のせいか、「害虫」として知られているせいか、よく枝ごと折られてその辺で踏みつぶされていたりします。真っ赤なスプレーを掛けられているのを見たこともあります。
たしかにある視点で見たら害虫だけど、普通に自然界で生きているものだし、少なくとも霧ヶ峰では害虫ではないんじゃないか・・・?オビカレハがついたからってズミが全滅したりしないだろうし、いやでも歩道脇にいたら危ないか?でも毒はないみたいだしなぁ・・・うーん。
オビカレハが枝ごといなくなっているのを見るたびにこんなことが頭に浮かびます。
みなさんはどうでしょうか。
もうすぐこの季節がやってきます。
(動植物の採取をご遠慮いただいている地域ではあるので、枝ごと幼虫を取るのはいいこととは言えないでしょう^^;)
(オビカレハをアメリカシロヒトリと勘違いされる場合もあるようです。)
ま
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