10月に入りました。みなさんいかがおすごしですか?
9月は8月ほど雨も多くなく、カラリとしていた印象があります。八島ヶ池からながれる水路の水がなくなったり、鎌ヶ池がちっちゃくなったり。湿原から流れ出る観音沢なんて、目に見える水は流れてなく、カラカラでした。9月の終わりに降った雨によってようやく復活(写真)。川の音が聞こえ始めるとうれしくなるものです。
周りの木々は大分落葉してきました。マユミやズミも葉を落とした木が目立つようになりました。
どんどんどんどん寒くなるのですね。こわ・・・。
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私の話なのですが・・・
実家から私の子供の頃の写真が送られてきました。その写真を見て「ああ、私にもちょっとだけど歴史があって、その時々で姿が違うんだな」って思いました。
小学生の私はこの姿、高校生の私はこの姿、今の私は・・・・・・ってその時々によって姿が違います。
八島湿原は現在の姿になるまでに1万2千年の歳月がかかったといわれています。ということは1万2千年前の姿があったってことで、5000年前の姿があったってことで、100年前の姿があったってことです。私が生まれた22年前には22年前の八島湿原の姿があったということです。
過去の姿があるということは未来の姿があるということ・・・。
このままいくと私はどんどん年をとって、どんどん姿が変わるでしょう。それと一緒で、湿原もどんどん姿を変えていくでしょう。私が死んでも、八島湿原という場所はそこにあって、(八島湿原という名前じゃなくなっても)ずーっとずーっと姿を変え続けて行くのだと思います。
すごくあたりまえで、すごく「自然」なことなのです。でもそれに気づくことって、実はあまりないのかもしれません。
地球に存在するものはすべて、大きな流れの中にいるのですね。その中で人一人の命なんてほんの一瞬。だけどその一瞬でも確かに私は地球上に存在するし、場所をとって生きてる。周りのものと関係している。人間同士でもそうだし、自然に対してもそう。だからなにかしなくちゃいけないんですね。
そう思っちゃったのが最近の驚きです。
なんか涙でてきました笑。
余談が長くてすみません。
最近の驚きでした。
ま
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