「ウドの実が黒くなるころ」というフレーズを[アイヌ民族(本田勝一著)]という本の中に見つけたとき、なんだかとてもいい響きだなと思ったのを覚えています。それは、アイヌの人々の食料となるマスが川を遡ってくる場面についての記述でした。
「…それ(マス)が産卵のため、さらに支流の細い沢に上るのは、8月末から9月はじめにかけて“ウドの実が黒くなるころ”の雨の日だ。」
* * * * *
植物の移ろいや状態から“ちょうど良い季節”というものが判断されて、時には自然の中で生活する人々の行動が決定されていく。信州でいえば、アルプスの雪形を見て田植えの時期を決めたりするのと似ています。そんな、時計やカレンダーに縛られない生活を思わせる言葉ってなんか好きです。
八島湿原も少し前までよく熟したウドの実がたくさんあったのですが、今は枝だけの姿になりました。本当は実のあるうちに皆さんに紹介するつもりが油断しました(笑)。ゆっくり流れる秋に見えますが、自然は刻々と姿を変えているのだと、ちょっと苦くも実感です。
でも、実の落ちた同心円状の枝型も色が渋くて悪くないですよ・・・うむ。
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■ホームページhttp://park2.wakwak.com/~vc527000/
■八島湿原の最新情報を発信しています
■インタープリター(自然解説員)によるガイドウォークが好評です!!
■八島湿原にお越しの際は是非お立ち寄りください
■開館 午前9:30~午後4:30分
■TEL 0266-52-7000 (お気軽にお問い合わせください)
■AED設置施設
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八島湿原も少し前までよく熟したウドの実がたくさんあったのですが、今は枝だけの姿になりました。本当は実のあるうちに皆さんに紹介するつもりが油断しました(笑)。ゆっくり流れる秋に見えますが、自然は刻々と姿を変えているのだと、ちょっと苦くも実感です。
でも、実の落ちた同心円状の枝型も色が渋くて悪くないですよ・・・うむ。
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