八島ビジターセンター

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秋分の日に思うこと

2007年09月23日 | Weblog
霧ケ峰の秋は長い。最近私が実感を伴って感じていることです。春~夏~秋と季節の移り変わりを見てきて、思いのほか「秋」というものの存在感が大きいのに驚いています。

私が松本に住んでいたころは、夏が終わったと思うと急激に寒くなって秋が無いような気がしていたので、これは結構新鮮な感覚です。たぶん平地では残暑が続いたり、10月ころから急に寒くなるせいでしょうね。それに対して霧ケ峰の秋は早く始まって今もゆっくりと流れています。

こういう感覚はやはりひとつの場所に長くいることの特典だなーと思います。「あれくらいの頃から秋を感じ始めて今もまだ秋だ」という感じ――。一度訪れただけでは秋の霧ケ峰へ行ってきた、そしてそれはこんなだった、としか残りません。その場合の秋のイメージはひとつですね。けど、霧ケ峰の秋は実に多様に表情を変えながら深まっていくのです。

そして、その中には、「小さな秋」もたくさん見つかるもの。次回から、そんな秋の断片を少しだけ紹介していきたいと思います。


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