2月14日(日)、春を思わせるような陽気の中、石巻市のふる里料理つる屋で石巻せり鍋の会が開催されました。
地元石巻、仙台からの一般参加者、そして生産者も含め30人以上集まりました。
石巻の河北せりを使ったせり鍋。仙台のせり鍋と違って根っこはあまり食べる習慣はないとのこと。
なので、根も短めで出荷されることが多いそうです。
具は仙台は鶏肉や鴨肉ですが、石巻ならではの鱈や鱈きく。かつおだしをベースに隣町の津山のあぶらふも入っていいおだし。
このメニューは産地交流部会の遠山さんのレシピをもとにつる屋の料理長さんがアレンジ
そして、今回は石巻の食材を堪能してもらうため、わかめやちぢみほうれん草、桃生ポークをしゃぶしゃぶして、、、贅沢鍋でした。
鍋のしめは料理長自慢の手打ちそば!
おなかいっぱいなのに、するするっとお腹に入っていきました。
そのほかのせりのメニューとして、わかめといっしょにせりのお浸しと根っこもおいしいてんぷら。
緑がまぶしいせりご飯。鶏肉の炊き込みごはんに、さっと湯どおしたせりを切ってまぜたもの。
ゴマ油の香りが、せりの香りを引き立てて、せりのシャキシャキがたまらない!参加したみなさんに大好評
ほかに、ホタテのお刺身や大川中学校跡地栽培したベビーリーフサラダ、そして石巻で栽培したさつまいもでスイートポテト。
石巻のせりは河北せりとして出荷されており、名取で生産される仙台せり6割に対し、河北せりは4割。近年出荷量も増えているそうです。
一方で生産者の高齢者、後継者の悩みも。。。
今は冬の出荷のピークもひと段落ということで生産者の方にも出席いただき、色々なせりの料理を味わっていただきました。
なかなか聞けないせりのお話しが聞け、お腹もいっぱいで大満足でした
当日の様子は石巻かほく、石巻日日新聞にも掲載されました。
※今回のせり鍋は石巻のつる屋のメニューとして採用されています。
『ふる里料理 つるや』
石巻市成田字小塚67ー5 (石巻総合支所(ビックバン)隣)
http://www.hotpepper.jp/strJ000991376/
当日、ご協力いただいた皆さん、参加いただいた皆さんありがとうございました。
参加者 コミュニティ会員 6名 :一般 26名 合計 32名
(ブログ担当 東 久子、渡辺真紀)