去る平成26年12月7日日曜日,料理研究部会活動の初の試みとして,登米市で開催された,今年で第11回目となる「日本一はっとフェスティバル」に初出店し,「ベジフルはっと」を販売してきました。当日は,気温が低く寒かったのですが,天気には恵まれ26000人の来場者だったとのこと。おかげで目標の250食には届きませんでしたが,それでも200食あまりのはっとを販売することができました。当日スタッフ9名参加に加え,前日仕込みのみの参加2名を加えると,総勢11名の野菜ソムリエの力を結集したイベントとなりました。
数回にわたる試作を繰り返し完成した自慢の「ベジフルはっと」は,登米市産のキャベツや紅芯だいこんの他,雪菜,パプリカ,たまねぎ,レンコン,ショウガ,ブロッコリー,セロリの9種類の野菜をふんだんに使ったはっと汁です。「はっと」には,雪菜とパプリカを練り込んで,緑と赤のクリスマスカラーを表現し,12月のにぴったりのあったかはっと汁ができあがりました。今回は,特に野菜ソムリエのいるお店「イルミオカンポ」さんの島津シェフの協力による特製鶏ガラスープを使用し,野菜のだしとベストマッチした本当においしい「はっと」になりました。
真ん中の紅芯大根は,ハート型の薄切りにして,ブロッコリーの緑とのコントラストを出してみました。また,雪菜とパプリカを練り込んだはっとは,鮮やかな色で見た目でも楽しめるものになりました。
お客様からは,はっとがダントツおいしい!との声をいただいたり,スープがおいしい!と数人に呼び止められたりしました。中には,美味しいランチを楽しんでいるOLをターゲットに,是非仙台のイベントでも販売してほしいなどの感想もいただきました。総じて,女性を中心に好評だったようです。
こちらはブースの様子。野菜ソムリエらしく,ちょっとだけおしゃれなディスプレイでお客様をお迎えしました。
テーブルには,野菜で作ったツリーや,ハーブでつくったリースなど,クリスマスムードを演出してみました。
今回使用させていただいた登米市産の野菜を生産されている農家の方もブースによっていただきました。ありがとうございました。詳しくは,佐藤さんのブログで紹介されてますので,こちらもご覧ください。→こちら
こうして生産者と消費者の橋渡しができたり,野菜のおいしさや楽しさを伝えることができるなんて,野菜ソムリエ冥利につきますね。そして,こうして初イベントは無事終了することができたのも,レシピ開発から,事前準備,そして当日の運営まで,参加していただた皆さんのおかげです。また,レシピ開発アドバイスからスープの提供,試作会や打ち上げの会場をお借りしました「イルミオカンポ」さんにも本当にお世話になりました。
心から感謝です。ありがとうございました。そして皆さんお疲れ様でした。(料理研究部会 関口)