こんにちは、料理研究部会です。料理研究部会では、今まで宮城県産の旬の野菜のレシピを募集して毎月ブログに載せてきました。
今月からは装いを新たにし、宮城県産のものにこだわらず旬の野菜や果物を毎月2つずつテーマ食材として取り上げ、コミュニティ―の会員から集まったレシピを紹介していきます。
今月のテーマ食材は「新玉ねぎ」です。
玉ねぎは中央アジア原産でユリ科ネギ属の野菜です。玉ねぎの独特のにおいと辛さの原因となる成分は硫化アリルという成分ですが、体の中では優れた効果を発揮します。疲労回復に必要なビタミンB1の吸収を助け新陳代謝を活発にし、血液をサラサラにします。抗菌作用もあるので風邪の予防にも役立ちます。
新玉ねぎの旬は3~5月です。黄玉ねぎや白玉ねぎを早くに収穫したものです。特徴としては苦みが少なくてとても甘味が強い、水分が多く含まれていて柔らかいたまねぎです。
この新玉ねぎを使ったレシピを3品ご紹介します。
☆新玉ねぎとエノキのドレッシング
新玉ねぎの甘味と風味を活かしてドレッシングにしてみました。
写真は、ワカメと豆腐のサラダにかけました。
<材料>(作りやすい分量)
新玉ねぎ 中1ヶ エノキ 100g オリーブ油 大さじ2 酢 大さじ2
醤油 大さじ2 ハチミツ 小さじ1 酒 少々 塩 少々
<調理手順>
1)新玉ねぎは、ざく切りにする。
2)エノキは、2cmに切って耐熱皿に盛り、酒少々ふってふんわりラップをかけて電子レンジで約2分加熱する。
3)エノキの粗熱がとれたら、材料すべてをミキサーにかけて出来上がり。
<コツ、ポイント>
作りたては、新玉ねぎの辛味が強いかもしれませんが、時間がたつと和らぎます!
<レシピの生い立ち>
新玉ねぎでドレッシングを作りたくて…うま味をエノキでプラスしてみました。
クックパッドにもこのレシピを掲載しております。
クックパッド版はこちらから!!
(レシピ作成:大坪 律子)
☆新たまねぎの簡単まるごと煮
新玉ねぎの甘みを和風のダシでいただきます。
<材料>(玉ねぎ2個分)
新タマネギ2個
A(だし汁200cc 砂糖大さじ1 塩麹大さじ1 酒大さじ1 めんつゆ大さじ1 みりん大さじ1)
かたくり粉 適宜 柚子コショウ 適宜
<調理手順>
1. タマネギは薄皮を剥いて味がしみるよう十文字に切り目をいれる。
2. ロースターか魚焼きグリルで焼き目がつくまで5分位焼く。
3. 鍋にAを入れひと煮立ちさせて2のタマネギを静かに入れて柔くなるまで弱火で煮る。
4. タマネギが透明に透き通ったら器に盛り、残った汁に水溶き片栗粉でとろみをつけてタマネギにかける。
5. 柚子こしょうか七味唐辛子をかける。
<コツ・ポイント>
だし汁は粉末状のものを使うと手軽です。
<レシピの生い立ち>
「簡単でおいしい」が一番の何度も作ってるメニューです。
クックパッドにもこのレシピを掲載しております。
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(レシピ作成:鷲尾 友希)
☆豆腐のグリーンピースあんかけ
~グリンピースの緑色が鮮やかで春らしい一品です~
<材料>2人分
豆腐 1/2丁、 グリンピース 50g、 新玉ねぎ 1/4個、 カニかまぼこ 4本、
だし汁 200cc、 しょう油 大さじ1、 塩 小さじ1/2、 みりん 小さじ1/2、
酒 小さじ1、 片栗粉 大さじ1、 水 大さじ1
<調理手順>
① 新玉ねぎは薄切りにする。生のグリンピースは、さっと茹で、だし汁につけておく。(冷凍グリンピースはだし汁で1分弱茹でそのままさます)カニかまぼこは手でさいておく。
② 野菜あんを作ります。グリンピースを取り出しただし汁に新玉ねぎを加え沸騰したら1~2分弱火で煮てカニかまぼこ、グリンピースを加えてさっと煮ます。
しょう油、酒、みりんを加えて、一度火を止め水溶き片栗粉を加えて混ぜ、また火をつけてとろみがつけば野菜あんの出来上がり。
③ 豆腐は食べやすい大きさに切り、ラップをして電子レンジに2分かけて温めます。
豆腐に野菜あんをかけて完成です。
<コツ・ポイント>
新玉ねぎは水分が多くすぐに火が通り、グリンピースも鮮やかな緑色がくすむので煮過ぎに注意。
茹でたグリンピースをだし汁につけておくと、野菜あんにより風味が増します。グリンピースは生が手にはいらない時は冷凍でも十分美味しくいただけます。
<レシピの生い立ち>
緑色の鮮やかなグリンピースをたっぷり食べたいと野菜あんに多めに加えてみました。
クックパッドにもこのレシピを掲載しております。
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(レシピ作成:佐藤 順子)
今月は新玉ねぎのレシピを3品ご紹介しました。今が旬の新玉ねぎを是非召し上がってみて下さい。
来月の募集テーマ食材は「そらまめ」と「ブルーベリー」です。
どんなレシピが登場するか楽しみですね。
来月もお楽しみに!!