今年の関東の夏は湿邪に悩まされた夏でした。そのため。体が重だるい・疲れやすい・むくみ・めまい・頭痛・浸出物や蚯蚓腫れを伴う皮膚のかゆみ・食欲不振・腹痛・下痢や軟便・睡眠障害・やる気が出ないなどの症状を訴える方の中には、ごはんをお粥に変えてから悪化した方も少なくありませんでした。
— 泰生堂薬局 (@ookawa_taiseido) 2017年9月5日 - 16:57
乾燥する秋には、ごはんやお粥はエネルギー&体液を補うのでオススメですが、少なくとも颱風や秋雨の影響があるお彼岸前までは、脾胃虚弱で水分代謝低下があるようなら主食をちょっと見直してもいいかも💡
— 泰生堂薬局 (@ookawa_taiseido) 2017年9月5日 - 17:00
生活する土地の気候風土や環境に合わせた対応が中医学の基本。一度チェックしてみてネ✅
関東は先週後半から急に気温が下がり、今週も思ったほどは上がっていません。涼しくなって体が楽。という方はいいのですが、気温が下がってから食欲不振、胃もたれ、腹痛、悪心、嘔吐、下痢、軟便、お腹を温めると気持ちいいという場合、脾のエネルギーだけでなく、熱エネルギーを損なった可能性が…!
— 泰生堂薬局 (@ookawa_taiseido) 2017年9月5日 - 17:11
20℃前後と聞けば、一般には過ごしやすい気温ですが、30℃から急に20℃に気温が下がると寒く感じ、もともと体表のバリアやエネルギーの不足があったり、睡眠不足や過労、夏の疲れなどがあったりすると、邪気となって身体を襲い、熱エネルギーを消耗させます。
— 泰生堂薬局 (@ookawa_taiseido) 2017年9月5日 - 17:14
熱エネルギー不足の症状の特徴は、エネルギー不足の症状に冷えを伴うということ。実際に体に冷えを感じたり、温めると症状が軽減したりします。ここ数日でそんな症状を感じているなら、今すぐ冷え対策を行いましょう。
— 泰生堂薬局 (@ookawa_taiseido) 2017年9月5日 - 17:17
因みに。冷えがまだ体表にある場合は、悪寒があって発汗はしません。もともと不足があると、はっきり悪寒と感じないものの、着衣を増やしても、温めても、なか×2温まらないという感覚なら、体表に冷えがあると考えていいでしょう。この場合は、体表を温めて発汗で追い出すのが適切です。
— 泰生堂薬局 (@ookawa_taiseido) 2017年9月5日 - 17:19
胃腸が冷えて消化器症状がある場合🈲
— 泰生堂薬局 (@ookawa_taiseido) 2017年9月5日 - 17:31
❌生もの・冷たいもの・消化の悪いものは摂らない
❌のどが渇かなければ水分は控える。温まるためのホットドリンクは水分の過剰摂取に繋がるので🆖
胃腸が冷えて消化器症状がある場合🉑
— 泰生堂薬局 (@ookawa_taiseido) 2017年9月5日 - 17:33
⭕️腹巻きやカイロでお腹を温める
⭕️入浴
⭕️生姜・クローブ・こしょう・シナモン・山椒・花椒・ビヤーシや少量のとうがらしを摂る
⭕️冷えによる下痢にはナツメグを併用
⭕️湿気の影響もあればみょうが・カルダモンを摂る
同じ脾胃虚弱でもタイプによって食べやすいもの、負担にならないものは異なります(*^_-)b
— 泰生堂薬局 (@ookawa_taiseido) 2017年9月6日 - 10:55
★脾胃虚弱で食欲不振または消化液不足でへろへろならお粥🍚
★脾胃虚弱でちゃぽちゃぽ、むくむくならパン🍞
因みに。胃の体液不足で唾液はじめ消化液が出にくいと、パンはぼそぼそで食べづらい。
お粥は脾胃虚弱エネルギー不足の消化には優しいけど、実質摂取するお米の量はかなり少なくなるため、ごはんが食べられる場合は、三食お粥にするのはあまりオススメできません。脾胃虚弱で太れなくて、お粥にしたらもっと体重減ったとか、持久力なくなったとかいうご相談もちらほら。お粥はせめて一食。
— 泰生堂薬局 (@ookawa_taiseido) 2017年9月6日 - 13:20
お粥にすることで、おかずの摂取量が減ってしまっている方も少なからずいます。「収穫」の秋。人体も必要なものを収める季節なのに、主食も副食も減ってしまっては、人体に必要なエネルギー・血液・体液などを作ることができず、秋の乾燥に負けてシマウマ(>_<)
— 泰生堂薬局 (@ookawa_taiseido) 2017年9月6日 - 13:25
お粥で水分も摂取してるはずなのに、お肌・粘膜・髪の毛などがガビガビで、静電気が…肌荒れが…空咳が…のどの痛みが…ドライアイが…と潤い不足の症状が出たり、倦怠感、脱力感、やる気が出ないなどのエネルギー不足、あるいは冷えやすいなど熱エネルギー不足の症状が出たりすることも(T_T)
— 泰生堂薬局 (@ookawa_taiseido) 2017年9月6日 - 15:37
女性では、月経が遅れたり、経血の量が少なくなったり、色が淡くなったり、授乳中だとお乳の量が減ったりなんてことも。
— 泰生堂薬局 (@ookawa_taiseido) 2017年9月6日 - 15:39
しっかり食欲があって、過食による不調などなければ、ごはんをよく噛んで食べた方が心身の健康のためになります。
ナニゴトもT.P.O.を考えてネ(‘-^*)~★ミ