切られお富!

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フリーター今年度中に20万人減らせ 国が取り組み

2005-04-12 10:11:43 | 日日雑記
何か話のベクトルが違うんじゃないかという気がしてしょうがないのだけど…。

まず、正社員になりたいフリーターは正社員にすべきだが、フリーターのままでいいフリーターを正社員にしても仕方がないのでは?むしろ、以前NHKの討論番組でホリエモンが言っていたように、フリーターにも正社員並に、働いた分の給与や労働条件を与えるような政策が本当なのではと思う。(まあ、ほとんど企業側が負担しないといけない問題だが。)

国民会議のメンバーには経団連の奥田会長や連合の笹森会長という、わたしの尊敬し得ない(はやい話が嫌いな)人達が入っていて、あまり期待は出来ないのだけど、どうなることやら…。

また、『ニート対策として、合宿形式で働く意識を養う「若者自立塾」…』なんていうこともやるそうだが、この手の根性主義みたいな話が、ニート問題の本質的解決に繋がるのかはなはだ疑問。わたしの感じでいうと、働いてる人も働いてない人も惰性で現状の生活を続けているというのが本当ではないだろうか?

だいたい「働く意識」なんてはっきり自覚してから働いてるような人っているんですか?「働く意識」なんて働いてるうちに、責任持たされて芽生えるとか、家族を養うためにいやが上にも芽生えたとかいう種類のものだと思うのですが…。

どうも刑法39条みたいで納得いかないんですよね。自分の意思で犯罪を起こしたときだけ有罪だっていう人間観と、「働く意識」を持って働く人間ってのはタチの悪い近代主義なんじゃないかって。

まずは働きたい人を支援すべきじゃないですか?正社員になりたい30代以上とか、年金が支給されるまでは働きたい中高年とか。(晩婚化で中高年の皆さんは教育費が大変そうですから。)

フリーター今年度中に20万人減らせ 国が取り組み (朝日新聞) - goo ニュース
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