わけあって、ハムレットを再読したんですが、角川文庫の新訳がよかったです。 . . . 本文を読む
最近たまたま井伏鱒二と長部日出雄の対談を読んでいて、井伏鱒二が「太宰が本当に好きだったのは・・・」みたいな話をしているんですよね。
これが太宰の短編「水仙」のモデルになった人だっていうんですが、気にならないですか? . . . 本文を読む
菅の弔事がきっかけで、安倍晋三が読んでいた山県有朋の本がベストセラーになっているそうな。わたしは岩波の方じゃなくて、てっきり文春新書の方だと思っていましたけどね。読み応えだと、文春新書の方が上だし、こっちにも伊藤博文への哀悼の歌が載っています。もっとも、わたしは、山県有朋も安倍晋三も、なんか似てるし、嫌いなんですが。 . . . 本文を読む
暇になってから読んだ本で一番おもしろかった小説はコレでした。芥川賞受賞作ってつまらないものも少なくないんだけど、これはおもしろくって中身あり!でも、これってコンビニの話だと思っている人は読み違えてますよ。芥川賞の選評の村上龍なんて、「もうこの人ダメだな」って思ったもの…。 . . . 本文を読む
子供の頃、SF作家・星新一のショートショートに夢中になった人って多いんじゃないでしょうか。斯いうわたしもその一人。でも、星新一の肉声って聴いたことがなかったんですよね~。で、今回ご紹介のCDはその彼が1974年9月6日に行った講演で、偶然にもその日が48歳の誕生日だったとのこと。タイトルは「ひらめきの法則」!で、なんと、創作の秘密をわりあい率直に語っているんですよね。おすすめです! . . . 本文を読む
最近、にわかに詩人茨木のり子の人気再燃なんでしょうか。映画(「この国の空」)の中で詩が取り上げられたり、ムック本が出たり…。で、岩波文庫の詩集やちくま文庫のエッセイもよいんですが、子供向きに書かれた詩の入門書が隠れた名著です。興味のある方はどうぞ。 . . . 本文を読む
三島賞受賞会見が物議をかもした蓮實重彦の『伯爵夫人』。たまたま、掲載された時の「新潮」が手に入ってしまったんで読んでみました。ま、それなりに面白いです。とりあえず、簡単に感想っ。 . . . 本文を読む