ニュース記事に愛も敬意も感じられないのが気になるんだけど、ジョニ・ミッチェルの容体がよくないらしい。個人的には、現存する女性ミュージシャンでパティ・スミスと並ぶレジェンド。回復をお祈りたいところです。 . . . 本文を読む
以前、『海賊とよばれた男』を読んだときの感想は、「いまどき企業PRでもここまでの提灯はやらないな」というものでした。だって、企業を扱った小説は他にもあるけど、ここまで「光と影」の光の部分ばっかり誇らしく書いてしまっては、なんの深みもないでしょう。で、そんな人の発言だから、無理もないとは思いつつ、やっぱりひどい。中村歌右衛門が三島由紀夫の死後語ったという「なぜ、筆で闘おうとなさらなかったのか」という言葉を思い出しましたね。 . . . 本文を読む
ぼちぼち7月になっちゃうんで、梅雨時の短編小説でお茶を濁そうかと。以前、荒俣宏が『短編小説の快楽』という本の、金井美恵子、中沢新一との鼎談のなかで、好きな短編のひとつに永井荷風の「短夜(みじかよ)」をあげていたのを思い出し、読んでみたんですが、梅雨時の話という設定だったんですよね。岩波文庫『すみだ川・新橋夜話』の「新橋夜話」のなかの一篇。「しんばしやわ」じゃなくて、「しんきょうやわ」ですよ。ということで、ちらほらと・・・。
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夜の部の二幕目、「新薄雪物語」の正宗内だけ観てきました。確認しておきたいところがあったのと、舞台写真入りの筋書きを買いに。しかし、舞台はやっぱり生ものですね。この間観たときと印象が変わりました。よい舞台じゃないですか!明日が千穐楽。観てない人、見直したい人、明日しかありませんよ! . . . 本文を読む
「映画音楽の巨匠が飛行機事故死」と聞いて、誰かと思ったらビックリしました。『タイタニック』の作曲家と報道されがちだけど、わたしは違う作品なんですよ。ということで、ご冥福をお祈りいたします。 . . . 本文を読む
寿ぐべきことがらでしょうね。ただ、若い人には三船美佳の方が有名なんじゃないかと。黒澤明すら観てないない業界人もいるとか、いないとか。といいながら、朴念仁は無視するとして、黒澤作品以外の三船敏郎をちょっとだけ語りましょう! . . . 本文を読む
『あまちゃん』まで、朝ドラって、ちゃんと観たことがなかったわたしですが、習慣というのは恐ろしいもので、今では『まれ』も観ております(戸田恵子のナレーションの真似)。さて、「朝ドラ史上最高傑作」との呼び声の高い『カーネーション』。今頃になってはまってしまって、DVD観ております。なので、ここのところ、更新が滞りました。ダメな大人ですね~。 . . . 本文を読む
20日土曜日、夜の部に行ってきました。筋書きにまだ写真が入らないのは痛いな~。売店の方に聞いたら、先月が21日、今月はそれより遅れる見込みだとのこと。仁左衛門が出る月は油断すると売り切れたりするから大変だ! . . . 本文を読む
最近、八代目桂文楽のDVDボックスをちょくちょく観ているんですが、「夢の酒」が梅雨時の噺だったと改めて気づき、自分の記憶も頼りにならないな、と。他に梅雨時の落語って、ありましたっけ…。 . . . 本文を読む