先日放送された「TVウワサの眞相」でも話題になっていたけれど、麻生太郎が読んでいる漫画誌というのはサンデーとかマガジンなんだそうで、外務省でも呆れられているらしいんだけど、今度の話も凄いですね。確かにマンガ文化は日本の重要なコンテンツ産業だけど、所管で言えば文化庁で、外務大臣のいう話なのかっていうのは疑問だな~。それに、海外ではまだまだ日本のマンガはマイナーなカルチャーで、大人の読むものではないと . . . 本文を読む
国分太一が主演映画『しゃべれども しゃべれども』(平山秀幸監督)で落語家役に初挑戦、若手落語家の柳家三三(さんざ)に弟子入りして稽古しているそうだ。柳家三三は3月に真打に昇進したばかりの落語家だけど、わたしは彼の落語を何度も新宿末廣亭の深夜寄席で聴いていたので、ちょっとうれしいニュースだった。わたしの印象では、三三の芸は若手に似合わず、本格芸を志向したもので、小さんの孫・柳家花禄よりずっと将来性が . . . 本文を読む
わたしがモリッシーというミュージシャンを偏愛していることは、何度か書いてるのでご存知の方も多いでしょうが、モリッシーのニューアルバム『リングリーダー・オブ・ザ・トーメンターズ』からのファーストシングル『You have killed me』には映画オタクの彼らしいイタリア映画ネタがちりばめられていて、嬉しくなってくる。パゾリーニにアッカトーネ、ヴィスコンティにアンナ・マニャーニ!しかし、アンナ・マ . . . 本文を読む
最近世情に疎いのでよく知らなかったんだけど、岐阜の中二殺害事件で、加害者の高校生に2歳の子供がいるって話には驚いた。今、15歳だから12歳ぐらいのときの子ってこと?被害者もなかなかやんちゃな女の子だったみたいだし、わたしなんかはつくづく真面目な中学・高校時代だったって気がしてくるなあ~。
中2女子殺害の高1男子、子供いた(日刊スポーツ)
わたしも学校は随分サボったけど、タバコを吸ったことがない . . . 本文を読む
荒川静香の受賞で話題の紫綬褒章。じつは片岡仁左衛門も受賞しています。だからどうってもんでもないけど、とりあえずおめでとう!松嶋屋!!
春の褒章に776人と9団体、荒川静香さんら受章 (読売新聞) - goo ニュース
先日観た「伊勢音頭」の福岡貢もよかったし、最近の舞台の充実度で言えば、吉右衛門と仁左衛門かなっていうのがわたしの印象。惜しむらくは、ふたりとも後継者がねぇ~っていうあたりか…。
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このブログでも何度か批判してきた共謀罪が、今日28日にも衆院を通過してしまいそうになってきた。ろくな審議もされていないし、マスコミでもたいして取り上げていないなか、こんなトンデモ法案が許されていいんでしょうか?ホリエモン保釈の映像なんか流している場合じゃないと思うんだけど、マスコミの姿勢自体を問うような凄い記事まで出てますね。
「共謀罪」導入に反対集会 「拡大解釈で権利侵害」 日弁連主催、550 . . . 本文を読む
どっちかっていうと、真山青果の「元禄忠臣蔵」よりやっぱり「仮名手本忠臣蔵」の方が観たいわたしだけど、国立劇場で三ヶ月連続上演になる「元禄忠臣蔵」ってどんな感じになるんだろう?でも、忠臣蔵ばっかりだと、違う芝居も観たくなったりしないかな?
>歌舞伎俳優、坂田藤十郎(74)、松本幸四郎(63)、中村吉右衛門(61)、が、国立劇場(東京・隼町)の開場40周年記念として3カ月連続上演される歌舞伎公演「元 . . . 本文を読む
あんまり好きな監督ではないんだけど、わりと正論を言っているので書き込み。所詮、張りぼてでしかない戦艦大和のセットでえげつない観光商売をしている行政ってどうなんですかね?
大林監督、故郷・尾道市に異論 戦艦大和セット公開巡り (朝日新聞) - goo ニュース
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>大林監督は次のように語っている。
>僕の自慢は、尾道に映画の記念碑やセットを残 . . . 本文を読む
ここのところ、環境の変化と疲労であまりたいした更新もせず、頂いたコメントやTBにもお答えできず、たいへん不義理で失礼致しました。これというのも、自宅PCの前にいる時間が激減したからなんですが、久々に続けて記事を書いて思ったのは、やっぱりこれはストレス発散になるってこと!無理やりでも毎日更新していた方が、案外生活のリズムがついて、健康にいいのかもしれない!!
よく、病床の作家が口述筆記で作品を書い . . . 本文を読む
三島由紀夫の『文章読本』には、この手の本としては珍しく「戯曲の文章」という章があるんだけど、そこで三島は芝居に遅れてくる客を、「もっとも芝居を知らないお客さん」だと断じ、厳しく非難している。
「私は芝居の幕開きに遅れてくるお客さんを、もっとも芝居を知らないお客さんだと思うのです。幕開きの十分ないし二十分の会話は、シチュエーションの説明として最も重要なものなのであります。そうしてそれがさりげない会 . . . 本文を読む
アリダ・ヴァリの訃報を知って思ったのは、「まだ生きてたんだ!」ってこと(不謹慎で失礼。)。で、いろんな出演作を考えたんだけど、『第三の男』なんて好きではないし、ヒッチコックの『パラダイン夫人の恋』は監督本人が失敗作と断じている作品で、ベルトリッチの映画では年をとってからだしな~。というわけで、やっぱり月並みだけど、『夏の嵐』ってもんでしょ?ヴィスコンティの!!
イタリアを代表する女優アリダ・ヴ . . . 本文を読む
先日ある番組で面白い投書が読まれたんだけど、簡単に言うと「靖国参拝した超党派の議員たちは、ロシアから帰国した元日本兵・上野さんに言葉のひとつもかけたんだろうか?」というものだった。確かに「靖国の御霊が…」とかなんとかいうんだから、運よく生きて帰ってこれた上野さんを超党派で出迎えたって、よさそうなものだって気がするな~。
元日本兵・上野さん 63年ぶり帰郷 弟妹と再会「感動で言葉出ない」 (産経新 . . . 本文を読む
どうも、三遊亭円楽が引退するらしい。こうなると、円生以来の三遊亭一門がどうなるのか気になるし、志ん朝もいない今、談志の責任は重いナアって思ったのはわたしだけか?(円蔵もいるっちゃ、いるが…。)
個人的には、円楽の生の高座は聞いたことがなく、テープやCDを幾つか聞いている程度なので偉そうなことはいえないけれど、師匠・円生譲りの「文七元結」は嫌いじゃなかったし、割りと品がないとはいえ、立派な口跡でス . . . 本文を読む