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切られお富!

歌舞伎から時事ネタまで、世知辛い世の中に毒を撒き散らす!

<訃報> 映画監督 斎藤耕一

2009-11-28 23:59:59 | アメリカの夜(映画日記)
一時は一世を風靡した監督だけに、メディアの扱いは寂しいなあ~。ご冥福をお祈りいたします。

映画監督の斎藤耕一氏死去(時事通信) - goo ニュース

日活のスチールカメラマン(よく、映画館に貼ってある作品の写真を撮ってる人のことね!)から、映画監督に転身。フォトジェニックな画面構成とクロード・ルルーシュ的なフットワークの軽い撮影スタイルで一世を風靡しましたね。

有名なのは、確かキネ旬1位に輝いた『津軽じょんがら節』(ATG作品)ということになるのでしょうが、わたしは断然『約束』だなあ~。ショーケンと岸恵子がカッコよかった!

なので、ショーケンの追悼コメントが聞きたいところです!

(参考記事)
・ショーケン、神代辰巳、『もどり川』・・・。

また、他の作品だと、『旅の重さ』というのも悪くないんだけど、高倉健、勝新太郎、梶芽衣子共演の『無宿(やどなし)』が、ほんと美しい映画だった。

まあ、多分に写真集的な映画で、内容が薄かったりもしますが、共演してる三者の一番いい時期の映画ですから、とりあえずOKでしょ?!

で、この監督の欠点って、結局、そのカッコよさに比して、いまひとつ演出が薄いこと。そこが、似たような話なのに、『津軽じょんがら節』が神代辰巳監督の『恋人たちは濡れた』には敵わない所以ではありますね~。

とはいえ、70年代っぽい、やるせなさを表現できる監督がまたひとりいなくなった・・・。

池袋の文芸座あたりで、ゲストを呼んで追悼特集してもらいたいなあ~。

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