切られお富!

歌舞伎から時事ネタまで、世知辛い世の中に毒を撒き散らす!

「ロマンポルノ女性友の会」とわたしのロマポル解禁!

2010-05-30 23:59:59 | アメリカの夜(映画日記)
今まで、控えめにしか書いてこなかったけど、わたし、大映京都の時代劇に加えて、日活ロマンポルノも好きで、学生時代、結構名画座で観てたんです。で、じつは「ロマンポルノ女性友の会」というサイトを最近になって発見して、読むうちに感動。今後はカミングアウトして、たまに感想を書こうと思います。でも、歌舞伎ファンはひくでしょうね。それとクラシックファンも。わたし、歌舞伎ファンでロマンポルノ好きな人とか、クラオタでロマンポルノ・オタクって会ったことないな~。でも、いいんです。歌舞伎だって、上演回数減ってるんだし・・・。

・「ロマンポルノ女性友の会」

とにかく、高校生のピュアな恋愛みたいな嘘話、観たくもないし、そんなドラマや映画ばっかりでしょ。

その点、凄くひねったシナリオが多くて、特に70年代初期は面白いんです。

監督で観るのもいいし、脚本家で観るもよし。

たとえば、荒井晴彦(脚本家で「映画芸術」編集長)だと、『赫い髪の女』はもちろん、『新宿乱れ街 いくまで待って』とか根岸吉太郎と組んだ『暴行儀式』なんかは傑作だと思うなあ。

とかね。

まあ、偏見も強いジャンルだけど、わたしが学生のころは、映画館の客席も女性が妙に多かったんですよね。絵沢萌子ファンの子なんてのもいたりして。

だから、偏見を解く意味でも価値があるかなと思うんですが、いかに?!

因みに、神代辰巳監督の作品に、「桜姫」をモチーフにした『やくざ観音 情女仁義』(脚本は『セーラー服と機関銃』の田中陽造。)なんてものあります。

なお、今後は例のサイトを見習い、略して「ロマポル」と呼ぶことにします。

では、お楽しみに!

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