切られお富!

歌舞伎から時事ネタまで、世知辛い世の中に毒を撒き散らす!

2006年が生誕百年だった人たち。

2006-12-09 23:59:59 | アメリカの夜(映画日記)
今年ももうすぐ終わりますが、今年「生誕百年」っていう売り文句も、なんだか食傷気味だったりしませんか?でも、見逃している1906年生まれがいるのではなんて気がして、ちょっと調べてみました。あと、20日あまりの生誕百年記念ということで!

・<1906年生まれ>リスト

ショスタコと坂口安吾がそうだっていうのは、そこそこ知られていたのだけど、意外にも映画監督が結構いるんですよね。

ロベルト・ロッセリーニ、ルキノ・ヴィスコンティ、ジャック・ベッケル、ジョン・ヒューストン、ビリー・ワイルダー、オットー・プレミンジャー、豊田四郎、キャロル・リード。

そして、映画関係者なら、杉村春子、永田雅一(元大映社長)、ルイーズ・ブルックスにジョージ・サンダーズ。

そのほかのジャンルでは、舞踏家の大野一雄、ラストエンペラーこと愛新覚羅溥儀、本田宗一郎なんてあたりも興味深いですね。

個人的には、ロッセリーニとヴィスコンティが同い年とは知らなかった。(ヴィスコンティはロッセリーニの弟子筋っていうイメージですから。)

それと、溥儀とヴィスコンティが同い年っていうのも出来すぎというか、朽ち果てていく「貴族の肖像」って感じがするな~。

ところで、来年生誕百年の人たちというのも気になるんだけど、これは地味。

・<1907年生まれ>リスト

個人的には、作家なら矢田津世子、藤枝静男、宮本常一、中原中也、ロバート・Å・ハインライン、モーリス・ブランショ、女優ではキャサリン・ヘップバーン、バーバラ・スタンウィック、浪花千栄子といったあたりか・・・。

というわけで、意外と当たり年だった2006年の「生誕百年」。残りわずかな時間で、個人的に祝ってみようかな?

ロッセリーニ 私の方法―映画作家が自身を語る

フィルムアート社

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