goo blog サービス終了のお知らせ 

切られお富!

歌舞伎から時事ネタまで、世知辛い世の中に毒を撒き散らす!

「勝手に社長車購入」社長解任

2009-06-04 23:59:59 | アメリカの夜(映画日記)
このニュースって、社長が勝手に中古のレクサスを買ったってことで注目を集めてるみたいだけど、わたしが関心を持ったのは、この会社が映画の投資ファンドを組んでいた企業だってこと。というわけで、気になる点をいくつか…。

「勝手に社長車購入」社長解任 映画などに投資のJDC(朝日新聞) - goo ニュース

このジャパン・デジタル・コンテンツ信託って、『パッチギ』や『フラガール』なんかで知られるシネカノンという製作会社の作品を「シネマ信託」として扱っていた会社。

で、内実は随分厳しかったようで、決算数字はここのところよくないですね~(自己資本比率の落ち込み方が激しすぎる…。)

と思ったら、粉飾決算の疑いで金融庁が調べている…。ということは、この社長解任劇の本当の理由は決算の問題だったってことか?

・JDC信託が粉飾決算か 証券取引等監視委員会
・ジャパン・デジタル・コンテンツ信託株式会社に対する行政処分について(金融庁)

ところで、少し注意を喚起しておきたいのが、この信託会社って前身は通産省の研究会だってことなんですよ。で、当時通産省でコンテンツ振興を担当していたのが、村上世影!役人時代に本なんかも出していますが、皆さんはご存知でしたか?

とはいえ、役人の発想で作られた信託会社が経営危機…。映画ビジネスって難しいねえ~という話と、そのほか…。

ま、そのうち、続きを書くかもしれないけど…。

日本映画産業最前線
村上 世彰,小川 典文
角川書店

このアイテムの詳細を見る


「フラガール」を支えた映画ファンドのスゴい仕組み (角川SSC新書)
岩崎 明彦
角川SSコミュニケーションズ

このアイテムの詳細を見る
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 海老蔵ネタをいくつか…。 | トップ | マスコミは過去の担当裁判官... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

アメリカの夜(映画日記)」カテゴリの最新記事