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お気入俳人の俳句鑑賞します。
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■色彩俳句615「母子草空真青にかたまれり」(上野好子)

2023-04-09 04:56:00 | 色彩俳句

○色彩俳句615・真青1・上野好子01・2023-04-09(日)
○「母子草空真青にかたまれり」(上野好子01)
○季語(母子草・晩春)(「→ショウちゃんのブログ俳句のある風景」より引用)【→色彩俳句-索引1索引2索引3索引4索引5【→俳人一覧(いいいたけこすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめゆ~)】【→俳句結社索引

【鑑賞】:音数から「真青」は「まっさお」の読み。富安風生の「→まさをなる空よりしだれざくらかな」は平仮名記述であるが「まさお」の読み。母子草の花は天辺に黄色く咲く。茎は白毛に覆われていて白っぽい。真青な空の下に母子草がかたまって咲いている。家族のように。


上野好子(うえのよしこ)
○好きな一句「ひとりゐて未央柳の雨ふかし」02
○季語(未央柳・仲夏)

【Profile】:1941年東京都出身神奈川県鎌倉市在住。「古志」に所属した。


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