VIVIEN住生活総研

住生活ジャーナリストVivienこと藤井繁子が、公私を交えて住まいや暮らしの情報をお届けします!

上海見聞録:ご存知?こんな火鍋

2008年03月01日 | 上海2008
冷凍餃子事件で中国食に不安を抱く方もあると思うが、上海では食事も大満喫中の私。
今夜はマダムFloraがハマッているという【火鍋】を食べに、南京西路まで地下鉄にトライして行くことにした。

地下鉄は現在1~9号線まであり、2010年上海万博に向け13号線まで新線や延長計画がどんどん進行中である。
カード型の切符(1回乗車券ですが大きい)を買って乗り、中山公園で乗り換えて南京西路駅に到着。
 設備は新しく乗り心地も良し。

お目当ての【新概念火鍋料理「789」】というレストランに到着。
インテリアはモダンで想像とは違った雰囲気、綺麗な学生らしい女の子達のグループなどで満員だった。

「この火鍋は一人づつの鍋なので安心でしょ」とマダムFlora。好みの鍋ダシ汁を選んで楽しむ形。
そう言えば、日本にある火鍋は大きな鍋を2つの鍋ダシ汁で仕切られ皆で箸をつついて食べる形式。
  
豚肉と牛肉(タオル干しのようなものに架かっている)に、家庭菜園のような四角い箱に盛付けられた6種類の青野菜や
きのこ、コーンなどお野菜イッパイ。サイコロ大の油揚げも美味しかった。3色の中華麺は食べられないくらいの量オーダーしてしまった!
 見よ!10種類はあるタレに豊富なトッピング

タレを辛味噌系や酢醤油系などでイロイロ楽しめ、お野菜タップリ頂ける火鍋。マダムがハマルのが良く分かった。 
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上海見聞録:これが建材街

2008年03月01日 | 上海2008
今回は上海の建築を見るのと共に、日本のメーカーが多く進出している住宅設備関連の現状も知りたかったので
建材設備関連の会社が集まっている、その名も【建材街(宜山路)】へ繰り出した。

その中心にショールームを構え、中国でハイエンド・ユーザー向けの高級ブランドとして確立しているTOTO
(衛生陶器の中国ハイエンドマーケット約500万個/総5000万個の約30%はTOTOのようだ)

現地法人の川村市場開発部部長を訪ねて、お話を伺った。昨年夏に改修したという展示。こちらの新商品は約300万円也!海外向けの製品で上海ではマンションの高層階などに出ているようだ。
 
高級マーケットの競合にはKOHLER(米)などがあるが、このブランドポジションを獲得できた理由の一つに川村部長は「CMも中国で制作するなど現地のニーズに則した戦略が良かっのでは」と。

ここのショールームは上海の販売会社が経営するもので、施主がここで直購入できる。
TOTOの中国売上高はおよそ25億元、ディーラー売りと小売りが半々。米国での売上をしのぐ規模に成長している。
こちらの販売会社社長(左)。かなり儲かっている御様子で・・・思わずピース。
 
土曜日だったこともあり大盛況のショールーム。人気の現場を確認できた。

INAXも追随すべくショールーム展開、先述のダイキン工業も雑誌に大型宣伝を展開していたし、松下電工も中国最大のデベと提携など、国内需要減少に日本企業の中国・アジアマーケットへの期待は高まるばかりだ。

さて建材街のモールを覗いて中小の設備建材店も見学していたら、気になる店舗に出くわした。
Boloni」やフランスのガラスメーカーsaint-gobain系の「La Maison」というインテリア設計・施工・販売会社だ。
    
通りに面した大きなショールーム店舗を構えている「Boloni」に入ってみた。
住宅のスケルトン売りが主流の中国で、内装を請負うのは小さな工務店・内装業者のようだが
なにやら、ここは富裕層向けにイタリア人設計デザイナーを前面に出したトータル・インテリア・ソリューションの会社。
若くてカワイイ中国人女性の販売員が、丁寧に広いショールームをグルット案内してくれた。
 ミラノ・サローネ級のインテリア展示
イタリア人デザイナーを使った高級版は@5000元/㎡(ドイツ人だと@1500元/㎡、中級は@300元/㎡から)。

このような、内装インストールを設計から施工・管理、家具販売までトータルに提案しながら
㎡単価で費用を明示できるのが中国式の内装業のようである。
日本のリフォームよりは費用が単純、依頼先も高級層から低価格層と明らかに別れていてユーザーには分かりやすい。
今後、日本のストック住宅市場には参考になる業態に思えた。
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上海見聞録:やっぱり飲茶!

2008年03月01日 | 上海2008
私は香港やシンガポール、ロンドンでもチャイナタウンで大好きな飲茶を必ず食べる。
もちろん上海でも飲茶へGO! マダムFLORAが選んだのはトレンディーなエリア、南京西路にある
[恒隆広場PLAZA66]ビル内の「ZEN」と和食のような店名の飲茶レストラン。
 
高層ビルの大きな吹き抜け空間にテーブル席が配置された高級感のあるお店で
飲茶もワゴンが回ってくるのではなく、メニューから選ぶ。マダムにオススメをチョイスしてもらって楽しむ!
 大根餅は角切り炒め
これまたデザートまでタップリ・・・食べ切れませんでした~!
大食いの私が残すほど食べて、2人で160元(約2500円強)と嬉しいお会計。やっぱり中国、食は充実してマス!

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上海見聞録:美容室にて

2008年03月01日 | 上海2008
マダムFlora御用達のシャンプー美容室に連れて行ってもらった。(ちなみにマダムFLORAのカットは日本帰国時に有名スタイリストが手がける。まだまだ中国のヘアメイクは洋服ほど先進国に追いついておらず中国らしさが残ってしまう…)

しかしながら、この洗髪サービスはなかなか使えるとのことで、ご近所の「文峰」というチェーン店て゛私もトライ!
 
金色が目に付くものの広びろ清潔な店内。私を担当のお姉さん(中)は地方から出てきた感じの二十歳前後。
にこやかにカラオケ画面に合わせて歌いながらシャンプー…えっ、椅子に座ったまま洗うの?!
  
驚く私を尻目に「あ、そうなのよ。上手にするわよ」とマダムFlora。
瞬く間に私の頭に泡の山が立った!しずくを落とすこと無く、ホント気持ちよくキレイに洗ってくれた。
洗い流しは日本同様、フラットに仰向けで。
(日本に遊びに来たフランス人がコレに驚いて、写真を撮って帰った事を思い出した。お国柄の出る洗髪台?)

シャンプーの後、入念なマッサージ。肩首だけで無く腕・指先 まで、幸せ~!
  
ブロー担当は男性スタイリストにチェンジ。イケメン風だが腕はイマイチ…チャイナ・マダム風に仕上がってしまった。

しかし確かにこれはオススメのサービスだ。料金はシャープ10元+マッサージ10元+ブロー10元=30元を
この<VIP会員指南>とある様にプリペイドカードを買う事で、50~60強%offまでになる。
 まぁ~此処でも驚かされたのは、
お支払をしてくれたマダムに店員が寄ってたかって「1000元の割引率が高いカードにしろ」と猛セールス。
マダムは慣れたもので「500元で結構。」とあしらうものの彼らはいつまでも粘っていた。

押し売りにも見えるセールスだが、妙に微笑ましい光景だった。あんなに一生懸命に、必死に仕事をする若者を久しぶりに見た。
そして思い出したのは、私が20数年前に駆け出しの営業マンだった頃。
クライアントから「何故そこまで頑張れるの?」と不思議がられた。
「このサービスは本当に良いんですもの」と、その時思い込んでいた私と上海で頑張る彼らが重なったのであった。

と、店員の働きに感心しながら担当お二人とチャイナ・マダム風藤井で記念写真。

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