VIVIEN住生活総研

住生活ジャーナリストVivienこと藤井繁子が、公私を交えて住まいや暮らしの情報をお届けします!

ASKO食洗器とVIKINGオーブン

2009年06月09日 | 住宅業界
北欧ASKO社の食洗器や米国VIKING社のオーブンなどキッチン回りやランドリー設備を輸入販売するツナシマ商事
記者やメディア関係者に、その性能を体感してもらおうとショールームで料理実演の商品説明会を行った。冒頭で嶋社長がご挨拶。
  
実演に先立ってキッチン研究家の黒田秀雄氏が
システムキッチンの歴史や黒田氏の関わってきたキッチンの事例などを解説。
 
左、1960年代のポーゲンポール社、既に冷蔵庫やオーブンはビルトイン。右、1975年に黒田氏が手掛けたキッチンリフォーム事例。
  
近年の世界的なトレンドでは、ドイツ・ケルンの見本市は下火で(前回は6社のみ)
ミラノ・サローネのユーロクチーネに舞台は集約され(私は毎回、ミラノのプレスルームで黒田さんと偶然出会うのが楽しみ)
キッチン設備の傾向はIH化による‘フラットフェイス’になっていると。

さて商品紹介の方では、ASKO社の食洗器のデモが朝食の卵やゴハンがこびりついた食器を使って行われた。
キッチン面材と同じ扉材で統一し、スイッチ等は内側に隠すデザイン。
   
デモは少量の食器であったが、ツナシマ商事が提案するのは大型60cm幅(13人用)の食洗器を導入し
1日3食分の食器を蓄めて深夜電力料金の時間帯に洗浄すること。

次の商品デモは、VIKING社のオーブン。嶋専務と黒田氏がエプロン姿で登場!男の料理が披露される。
 

米国製オーブンでグリルをしたのは・・・ナント、さんま!? 3分ほどで焼きあがるスピードと
 次の料理に臭いが残らない事を紹介する意図。
さんま、ジューシーに美味しく焼けてます!黒田氏は、Electrolux社のIHヒーター「E-dish」を使った天ぷらを披露。
 人造大理石を使った「E-dish」は100万円以上の価格。

さんまの次に焼くのは、生地から作ったピザ。 楽しんでます!ピザも2-3分で焼けてしまう火力はガスの直火ならでは!
  
チーズがとろけ、ピザ台はカリッと仕上がってました。 と、試食している間に洗浄が終わった食洗器からは 
  
見事キレイに汚れの落ちた食器が仕上り。ウチの食洗器(東京ガスでビルトインのリンナイ)では落ちないんだなぁ~
60cm幅の大型では、世界最小水量の9.9ℓ(ペットボトル5本分)。余熱乾燥やセンサードライなど短時間乾燥の省エネ化も図られている。
価格は24.8万円(税別)から。価格はリーゾナブルだが、日本の住宅では60cm幅をビルトインとなると物理的に新築の注文戸建や高額マンションが対象となりそうだ。