VIVIEN住生活総研

住生活ジャーナリストVivienこと藤井繁子が、公私を交えて住まいや暮らしの情報をお届けします!

MINTO機構

2009年06月29日 | 住宅業界
民間都市開発機構(MINTO機構)は民間の都市開発事業を支援するために1986年に設立された財団法人。
今回、経済危機対策で大規模補正により総4000億円もの支援が予算化されたところで
MINTO機構幹部の方々と日本不動産ジャーナリスト会議との意見交換会を実施。
 伴理事長からご挨拶
参加業務という支援は、機構が民間の開発案件に共同事業者として事業参加し工事費等の一部を負担する。(竣工後、延払い条件付きで事業者に譲渡)
今回の経済危機対応として、建物だけでなく土地の取得段階から支援できるようになった。(H24年までの時限措置)
また、都市再生緊急整備地域内での大規模都市再生プロジェクトへも出資・社債取得による支援を行う。

支援案件への応募は85件上がっていて、今後、融資方針を整理し優先順位決めをすると言うことであった。

意見交換後、懇親会に場を変えて詳しい話を伺い事業内容の理解を深めた。(女性が少ないから?私に中締めの音頭指名が)
機構の方に高校の先輩を発見!
個人的に逗子市のまちづくり活動をしている私は、MINTO機構の「住民参加型まちづくり支援業務」に関心を持った。

このMINTO機構や住宅金融支援機構など国交省の天下り先とも揶揄される団体が、
今回の経済対策では、その役割強化の予算増加によって、俄然、存在観が増し息を吹き返してきた。
この国費投下が生活者や街づくりにとって、無駄にならないよう成果を見届けたい。

古家コンバージョンの逗子「BETTEI」

2009年06月29日 | 湘南・逗子の暮らし
逗子マリーナ界隈に今年3月オープンしたカフェレストラン「BETTEI 別庭」。
別庭という名称は、近くにあるプティホテル(料理旅館?)「小坪海岸 凛花」の姉妹店なので別邸ならぬ‘別庭’ということ。
                ※凛花は建築家・大隅勝治氏のデザイン。
どちらも、古家をリノベーション&コンバージョン(用途変更)して活用している所が興味深いお店。
「BETTEI」はピザ焼き釜を入口カウンター前に設えた、イタリアンFoodのレストラン。
(上のテラスが目印ですが、道路からはガレージしか見えず・・・)
これ、真夏は灼熱地獄にならない?
室内は、以前の木造住宅の柱・間取りを生かしたレイアウトでダークな木のフローリングに
カリモク60』のファニチャーでレトロモダンな空間を演出。なんと内装など、ほとんど自分達で磨き再生したと言う! 
旧邸の障子も残し、素晴らしい!!
こちらはオウチ・リビングのように寛げる雰囲気(ママ達が集ってました)。

お料理は小坪漁港の魚や地元野菜を中心に。オードブルを頼んだら「今日は生シラスがあるので・・・」とラッキーでした。
スープなどが付いたピザのランチセット。パリパリ生地も香ばしく!

ガーリックの効いたフライドライスも美味しかった。いかにも団塊ジュニア・ママ達が好みそうな空間とお料理。

今日は団塊ジュニアより団塊世代の方が近い(?)、高校の先輩・鎌倉婦人こと直美姉さんと一緒にランチ。 
政治から投資まで博識な鎌倉婦人にイロイロとご指南頂きました。