今日のほっこり

休み明けの月曜日は、何となく教室が落ち着かない。

でも、子どもたちのペースにさせるわけにはいかない！！
なんて言ったって、授業が遅れているから・・・

朝自習の読書の時間だって、ショートテストをやったし
ＴＴの先生が入ってくれた算数の時間には、
ここぞとばかりに、２学期の計算の復習問題３枚に取り組んだ。

時間の経過とともに、落ち着きを取り戻せのだが、
５校時。
いつものように、机間指導の最中にやんちゃ坊主のＡが
椅子にほんの少ししかお尻を乗せていないことを発見！！！

そんな時は決まって私は、その椅子に腰かけ【休憩タイム】と称して
しばし居座ることにしている(笑)。

多くの児童は、自分のお尻で私を払いのけようとするのだが、
〇〇kgの私の体重を動かすなんて、到底無理なこと。

『わだじゅん先生、どいてください！』と勇気がある子どもは言えるのだが
それさえ言えずにもじもじする子もいる。

『だってさぁ、先生“疲れたなぁ”って思っていたところに、いい休憩場所を
　見付けたからさ！！　休んでいる先生が悪いの？』って、周囲の子をみかたにしてしまう。
そんな時は、『ちゃんと腰かけてない〇〇が悪い！』って、周囲の子たちが言ってくれるんだけど・・・

今日も、そんなやり取りがあったのだが、Ａはいつもと違って
私の膝の上に乗ってきた。これには、意表を突かれたわだじゅん。。。
なかなかどこうとしない。
ちゃっかりと、私の太ももを椅子として座り直している・・・

やるな、お主・・・！

実は、Ａの両親はとても忙しく、帰宅してからもなかなか構ってあげている様子がない。
忘れ物も多いし、連絡帳にだって目を通してない。
前日に配った手紙が、そのまま袋に入っているのはしょっちゅうのこと。

Ａ、構ってほしくてやんちゃ坊主を演じていたのかもしれないね・・・
そう思うと、なんだか愛おしくなった。
太ももに乗せたまま、頭をなでなで。
短い時間ではあったけれども、今日１番のほっこりタイムだった。

Ａにとって？？？
いや、彼には迷惑な話だったのかもしれませんね・・・(苦笑)




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