病気なんかに負けない!わだじゅんの乳癌日記

病気のこと,職場のこと,家庭のこと・・・
その日のつれづれを記していきます。

だいじょうぶ、だいじょうぶ

2015-12-10 21:55:56 | 日記
悲しいことがあったとき、心が弱ってしまったとき、
落ち込んでしまったとき、予定していた仕事が進まないとき、
とっても困っているとき・・・

「だいじょうぶ だいじょうぶ」と、
誰かに言われたらどんなに気持ちが楽になるだろうか???
人に言われなくても、自身の心の中で「
だいじょうぶ だいじょうぶ」と唱えると、何となく、安心感を覚える。



いとうひろしさんのこの作品に出会ったのは、私が1年生を担任した時。
教科書に出てきた教材だった。

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主人公の男の子が、まだ小さかった頃、
そして男の子のおじいちゃんが、今よりずっと元気だった頃…
お話はそんな設定で始まる。

おじいちゃんと散歩をしながら、いろいろなものを見たり、教えてもらったり。。。
世の中には、危険なことも、難しいことも、不安になることもたくさんあることを、男の子は知る。
そんないろいろなことを知ると、男の子は自分がこれから先、大きくなることに不安を感じる。

そんなとき、おじいちゃんは男の子の手を握り、おまじないのようにつぶやく。
「だいじょうぶ だいじょうぶ。」

…男の子の周囲には、いじめっ子だっている。
仲間はずれにされることもある。
車で事故に遭う危険性だって、空から飛行機が落ちてくる危険性だって。
転んで、ケガをすることだって。
難しい勉強だってしなくちゃならなくなる。

でも…「だいじょうぶ だいじょうぶ。」…おじいちゃんのおまじないの言葉。
どんなことでも、いつも悪いことばかりじゃない。
いいことばっかりじゃないけれど、決して悪いことばかりでもない。

「だいじょうぶ だいじょうぶ。」

男の子は、おじいちゃんと何度も何度もその言葉を繰り返す。
今まで、不安に思っていたことも、怖いと思っていたことも、イヤだなと思っていたことも、
ずっとそのままではないことを、男の子は学んでいく。
そして、男の子が大きくなって、そしてその分、年をとったおじいちゃん。
だから、今度は大きくなった男の子が、年をとって体が弱ってしまったおじいちゃんに声をかける。

「だいじょうぶ だいじょうぶ。」だいじょうぶだよ、おじいちゃん。

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ちょっと、疲れている現在(いま)
何度も何度もこの話の中に繰り返して出てくるおまじないの言葉、魔法の言葉をつかって、
私も、心を落ち着かせよう・・・

『だいじょうぶ、だいじょうぶ』




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コメント (4)
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