親のありがたさ

両親と呼べる人は、実母だけになってしまった今。
幸いなことに、我が家のすぐそばに住んでいるので、
行ったり来たりを頻繁にしている。
お互いの家の鍵は渡していて、私がいないときでも
部屋に入っている様子。
生ごみの処理や時には掃除機をかけてくれたりもしていて
とても助かる。
最も、実母だから許せること・・・なのだろうが。
しかし、いつもいつもいい時ばかりでもないのが本音。
時にはゆっくりとしていたい時に頼まれごとをしたり、
部屋の汚れを指摘されてカチンとくることだってある・・・

今日も、部屋で横になっていたらインターフォンがなるので
出てみたら母だった。
鍵もってるのに・・・そう思いつつ出てみると、
両手がものでふさがっていて使えない状態。
私の体調を気遣って、昼食と苺をもって来てくれた。
体調が悪い時だからこそありがたかった。

食事はお稲荷さんと手巻きずし。
お腹が空いていて、写真も撮らずに胃袋へ・・・

７６歳。いや、誕生日が来て７７歳になるんだな。
お祝いしなくちゃね。
既に父の年齢を越えて、元気な母がいる。
親孝行したい時に親はいない・・・
よく聞く言葉である。
忙しいのを理由に、なかなか母と話す時間が取れないが、
体調がよくなったら、チューリップでも見てこようか。





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